「絶対に太れない」女優が寝る前にやってるストレッチって?【床嶋佳子の美人術#6】
先ごろ、男性医師との入籍を発表した女優、床嶋佳子さん。この9月に56歳の誕生日を迎えるというのに、なお透明感のあるツヤ肌、スリムなカラダを保ち続けています。
その美の秘訣を包み隠さず大公開した初のライフスタイル本「床嶋佳子のビューティーライフ」(主婦の友社・刊)から、床嶋さんのキレイのヒミツをご紹介します。
今回は、トップアスリートやモデルに愛用され、注目を集めているポールストレッチについて。
最近はスマホが生活に欠かせず、どうしても前かがみの姿勢になりがち。丸まった肩や背中を無理なくリセットして体幹も鍛えられる! と話題の「ポールストレッチ」のやり方を教えていただきました。
(本記事は2019年5月配信内容の再構成です。掲載商品は2019年5月1日時点の情報です)
上に寝転がるだけで肩・背中・腰がスッキリ!
自分で意識をして動かさないと、体はだんだんサビついてしまいます。小さい頃からバレエをやっていたこともあり、30年来の腰痛持ち。疲れたときや、寝起きは腰がギュッと硬くなってとてもツライんです。数年前、夜中に腰が痛くて寝られなかったとき、ポールストレッチをしたら痛みが取れてよく眠れました。それ以来、毎日欠かさず、朝と夜にケアしています。お風呂で体を温めてからポールストレッチを行うと、全身の凝り固まった筋肉がすーっとほぐれます。転がるポールの上に寝転がるので、体の芯(軸)を意識してバランスを取らなければならず、自然と体幹が鍛えられるのがいいんです。なにより、上に乗っているだけでリラックスして気持ちがいい!
<USE IT>
右/LPN ストレッチポールⓇ E X
左/東急スポーツオアシス リセットポール ショート【ストレッチ用ポール ヨガポー
ル】
角度で可動範囲が広がるので2 本を使い分け。小さいほうは地方に行くときにも必ず持っていきます。
STRECH①
基本姿勢で体をゆるめる
ポールを縦に置き、端にお尻を乗せたら両手で体を支えながら背中を沿わせるようにして仰向けに寝ます。ひざを立て、腕を横に広げたら力を抜き、体を左右にゆらゆらゆらします。
※呼吸を止めず、ゆっくりと深く呼吸することに意識を向けると効果的です。
STRECH②
肩甲骨を伸ばす
ポールを横にして背中を乗せます。ひざを立て、腕を上に上げて背中をグーッと伸ばす。肩甲骨を上下左右にゆらしてリラックス。
STRECH③
ゆっくりローリング
②の状態からひざの屈伸をしながらって体をずらし、骨盤までをゆっくりとローリングしていきます。その都度体を左右にゆらし、気持ちのいいところを見つけましょう。
STRECH④
骨盤を動かす
ポールを骨盤の位置にあてる。ポールをつかみ、ひざを胸の方へ引き寄せ、膝を曲げて少し状態を起こした状態でキープ。膝を上下にゆらし、骨盤を意識して動かします。
STRECH⑤
体を左右にねじる
腰の位置にポールを合わせ、腕を横に広げます。無理のない位置まで脚をひねり、顔は脚と反対方向に向けます。ひねった脚を前後に動かすと股関節も鍛えられます。
※反対の脚も同様に行います。
体のゆがみを整えるだけでなく、安眠効果も!?
人の手ではほぐせない体内の深い筋肉や関節をゆるめ、体のゆがみを整えてくれるポールストレッチ。呼吸をしながら20分~30分、丁寧に行うとより効果的です。さらに、寝る前のケアでは深い呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位に働くようになり、体も心もリラックスして安眠にも効果があるとか。ぜひ、試してみてくださいね。
床嶋佳子のビューティーライフ 1512円(税込)/主婦の友社
お話・床嶋佳子さん
【プロフィール】
床嶋佳子(とこしまよしこ)
6歳からバレエをはじめ、13歳でヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニアの部に出場。
1986年に開催された第4回全日本バレエ・コンクールでシニア部門第1位に輝く。
その後1988年の日・米・露合作ミュージカル『12ヶ月のニーナ』で主役を務め、それをきっかけにバレリー ナから女優へ転身。
以降、テレビドラマや舞台への出演をはじめ、幅広く活躍中。主な出演作に、舞台『もとの黙阿弥』、朗読劇『この子たちの夏』、ドラマ『新・検事 霞夕子』(NTV)、『警視庁・捜査一課長』シリーズ(EX)など。
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