1日のうち「お水を飲む」最高のタイミングって?乾燥する季節に知っておきたいこと

普段、あたりまえのように飲んでいる『お水』。お気に入りのナチュラルウォーターのブランドがあるという人もいるのでは?

 

水はヒトの体内で最も多い成分で、成人では体の約60%を占めていいます。ご存知の通りヒトは水分摂取をしなければ数日間しか生きることができません。

 

天然水をはじめとする大手飲料メーカー「サントリー」は、アジアで初めて健常人を対象にした「習慣的な水分摂取による健康増進効果」の研究結果を今年の夏に発表しました。

 

この研究結果に対して、慶應義塾大学医学部 安井先生は、

 

「日常的で感じるちょっとした体調不良も、習慣的な水分摂取により改善される可能性があり、体質改善も期待できる」とコメントを残しています。

 

今回は、研究を担当したサントリーの方に水に関する詳しいお話を伺いました。

 

今年の冬は特に水が必要?

サントリーグローバルイノベーションセンター(株)研究部の中村友美さんによると、新型コロナウィルス対策でマスクを常にしている今年は、特に水分摂取の必要があるとか。

 

「マスク着用により口の周りの湿度が上がることで渇きを感じにくくなり水分摂取を怠ることにつながります。その結果体は脱水を起こしている心配があります。脱水を起こすと体の機能が正しく働かなくなる可能性があります」

 

体を健やかに保つのにも水が必要なのですね!

 

寝る前・起きたあとにはお水を1杯ずつ飲みましょう!

健康のためには身体を冷やさない…これは以前から言われていることですが、寒い冬は、身体を冷やさないために水を飲むのは控えているという人も多そうです。

 

しかし、実は水を飲むこと自体が身体を温めるということがサントリーの研究結果でわかったそう。水分摂取介入によって体温維持または上昇させることで、代謝促進や免疫機能向上にも繋がる可能性があると考えられています。

 

起床後と就寝前2時間内の習慣的な水分摂取が適切な体温調節につながるそうなので、寝る前・起きた後の1杯の水は習慣化したいですね。

 

血圧を低下させてくれる効果も!

ミドルエイジに差し掛かり、血圧の上昇が気がかり…という人も増えますよね。

 

起床後と就寝前2時間以内の習慣的な水分摂取により“上の血圧”といわれる収縮期血圧が低下するということもわかっています。

 

要因としては、習慣的な水分摂取によって腎機能が改善され、体内の余分な塩分や水分が排泄されたこと、血圧上昇に関与するホルモン分泌が変化した可能性など様々な推測があるようです。

 

冬の寒さや加齢が原因で、老廃物を尿として排出する腎機能は低下する傾向があるそうですが、習慣的に水分をとることで腎機能低下を抑制してくれる可能性が示唆されています。

 

 

おすすめの水の飲み方は?

サントリーの中村さんによると、

 

「世の中の「グローバル化」が進んでいますが、一方、水は「ローカル」のものを飲むのが自然の理にかなっているという考え方もあります。かつおなど、和風のだしを取るには軟水が適しているとされています。一方、洋風スープのもとになるスープストックは硬水が適しているとされています。

 

長年の食文化の違いなどから、欧米人は硬水、日本人は軟水でそれぞれの身体が作られてきたと言えます。それぞれの「ローカル」の水を飲み続けてきたことによる体への影響については、明らかになっていませんが、それぞれに適した水の飲み方があるのではと考えられます。

 

今後も水分摂取に関する研究を深めていき、将来的には日本人に合った飲み方を明らかにしていきたいと思います」

とのこと。

 

お水にもちょっとしたこだわりを…注目のミネラルウォーターを紹介!

紀元前から治療薬とも捉えられていたミネラルウォーターの名門

ソラン・デ・カブラス

ミネラルウォーターのグラン・レゼルバ(スペインのワインの熟成規定のうちもっとも長い収穫後5年以上、うち樽で18ヶ月以上熟成されたワインのこと)と呼ばれ、2世紀以上に渡って愛されているスペインのミネラルウォーターがソラン・デ・カブラス。

 

紀元前182年、フリオ・グラコという人物が「治癒力がある」と伝えられていたこの源泉の水を飲み、関節炎を治したという伝説は古代ローマ時代から語られており、16~17世紀ごろには、源泉から湧き出た水を飲んだヤギたちの病気が治ったという言い伝えもあったとか。

1826年、スペイン王フェルナンド7世の王妃、マリア・ホセファ・デ・サホニア王妃も不妊治療のために王と源泉を訪れたともいわれます。

 

シンボルとも言えるブルーのボトルが直射日光による変質を防ぎ、風味と特性を保ってくれます。

 

 

 

 

見慣れたミネラルウォーターの王者 実は…味の異なる3種類が存在している!?

サントリー天然水

ミネラルウォーターといえば、のサントリーの厳選された水源の雄大な山々で20年以上の歳月を経て磨き抜かれた清冽な天然水を100%使用。誰もが知っている定番商品です。

今回取り上げた研究のように、サントリーの築いてきた叡智とこだわりが詰まったお水と言えるかもしれません。

 

そして実はこの商品、採水地が全国に3か所あり、それぞれ味わいとパッケージのデザインが異なっています。

「南アルプス(山梨)」、「奥大山(鳥取)」、九州・沖縄は「阿蘇(熊本)」の3つに加え、2021年には「北アルプス(長野)」が追加予定とのこと。

よーく見ると山々とお花が違うの、わかりますか?

 

住んでいる地域のボトルをぜひよく見てみてください。珍しさから旅行先でお土産として購入される人も中にはいるようです。いつもと違うデザインを見つけた時は、味や細かな絵柄の違いを楽しんでみるのもいいかも。

 

 

「サントリー天然水」 550ml 130円+税

問 サントリー食品インターナショナル

 

 

今年デビュー。注目のサステナブルなミネラルウォーター

ハバリーズ

「1本の水から世界が変わる」をコンセプトに今年の9月に誕生したミネラルウォーターブランド「ハバリーズ」。サステナビリティを意識する高級ホテルやラグジュアリーブランドのイベントでも採用されはじめている注目のサステナブルウォーターです。

 

パッケージのペガサスは水源である羽馬礼からインスピレーションを得ています。パックは再生可能資源である紙が主原料。紙容器はプラスチック容器に比べて、原料の調達から輸送、廃棄やリサイクルに至るすべての過程における環境負荷や気候変動への影響も小さいと言われています。

 

1本につき1円が世界自然保護基金に寄付されるのも嬉しい。

ナチュラルローソンや公式サイトから購入可能。

 

 

 

HAVARY’S 紙パックナチュラルウォーター 330ml×12本入り 1,885円+税

単品 330ml オープン価格

問 ハバリーズ

 

出典:サントリー「アジア初!健常人を対象にした『習慣的な水分摂取による健康増進効果』に関する研究」

 

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