
ストンと熟睡できる!眠りの質がアップする理想の寝室
熟睡のためには、眠りやすい環境に整えることも大事だ。「安心・安全・快適な環境でなければ熟睡はできません。この機会に、寝室環境&寝具を見直しませんか」と、お話してくださったのは快眠セラピストの三橋美穂さん。自分なりのリラックスアイテムを持つのもおすすめだそうです。
寒かったり、暑かったり、照明が眩しかったり……。
不快な環境は心身が緊張して熟睡できなくなる原因に。
眠りを妨げる要素を排除した寝室で、スムーズな寝つきと熟睡を手に入れる方法について伺ってみました。
寝室の照明は
オレンジ&暗めがポイント
夜に強い光を浴びると脳が覚醒して寝つきが悪くなる。「寝室の照明は眩しい蛍光灯は避けて。優しいオレンジ色の照明が理想的です。豆電球程度の明るさでも熟睡の妨げになることがわかっていますので、就寝前には消灯を」
カーテンは朝の光が
少し透けるくらいに
暗いほうが熟睡でき、徐々に明るくなる部屋だとすっきり目覚めやすい。そこで遮光カーテンを活用しよう。「遮光カーテンの遮光率には1~3級があります。夜は光を遮って暗く、朝の光がうっすら透ける2~3級がおすすめ」
寝床内の温度は
33度前後に
「気持ちいいと感じて熟睡しやすい寝床内の温度は33度±1度です。冬は室温18 ~ 23度、夏は25 ~ 28度にして、寝具の保温性で調整しましょう」。湿度は40 ~ 60%が理想なのでエアコンを利用する際は加湿器を。
ベッドの側面は壁から10㎝以上離す
寝床内を33度前後に保つにはかけ布団が必須。「ベッド側面の右側を壁につけると、壁がストッパーとなり、かけ布団が左側にずれて落ちやすくなります。かけ布団がずり落ちないようベッド側面は壁から離しましょう」
朝晩の
換気を忘れずに
寝室は寝具から綿ぼこりが舞い、換気をしないと呼吸で排出される二酸化炭素もたまりやすい。「空気が汚れると呼吸が浅くなってイライラが強まり、イライラは寝つきを悪くします。二酸化炭素量を減らすと睡眠の質が高まるという研究報告も。朝晩は必ず換気をしましょう」
お話/三橋美穂さん
して独立。講演や執筆活動の他、寝具や快眠グッズのプロデュースも。著書に『眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』など。
イラスト/タカハシマホ
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