【ADHD女子#8】気がつけば二番目の女。 どうして愛されないの?
じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「
【編集部より】オトナサローネ読者の皆様、アンケートにご協力ください! >>>こちらから
恋をしている。
私がどんなにしゃべりすぎても笑顔で話を聞いてくれる人。
話はおもしろくて、 私以上におしゃべりが好き。
二人でいるときにはいつも大爆笑。 食べ物の好みもぴったり。
唯一の欠点があるとすれば、 彼女がいるってこと。
本人もそう言いながら、 私のことを熱い目で見る。
だったらいい。
彼女がいるとか、 いないとか、 そんなのどっちでも。
いま、 いっしょにいられたらそれでいい。
キスしたい。 抱き合いたい。 そばにいたい。
彼に喜んでほしい。 だってそれが私の喜びだから。
気がつけば、「了解ずみ」 の二番目の女になっている。
でも、 そういうことはこれまでに何度もあったこと。
みんな最初はやさしくても、 だんだん私に冷たくなる。
あんなに楽しかった二人の時間も冷え冷えとしてくる。
それでも、 別れてひとりぼっちになるのはもっとイヤ。
自分は失敗だらけのダメな人間だから、しょうがないよ。
この人を失ったらきっと何も残らないから、しょうがないよ。
最近ちょっとお酒の量がふえてきたみたい。
だって飲むと心の痛みが消えるから。
ふわっとラクになるような気がするから。
>>次へ(4/27 22:30更新)
<<前へ
スポンサーリンク