デジタル派ならカレンダーアプリを使いこなす【ADHD女子#23】
じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「
アラーム機能やリマインダー機能で「うっかり」を阻止しよう
私は思いっきりアナログ派なので紙の手帳が大好きなのですが、
スマホとパソコンを連動させて使えるカレンダーアプリを上手に使っている人は 「もう手放せない」 といいます。
●スマホとパソコン、両方で同じものが確認できる
同じアプリをスマホとパソコンにダウンロードすれば、 どちらかで入力した予定が自動で同期できます。
一度入力すれば、1日単位、 週単位、 月単位などで確認することもできます。
クラウドで管理してくれるので、 万が一スマホを落としたり壊したりしてもスケジュールは消えません。
●アラーム機能やリマインダー機能がある
忘れてはいけないスケジュールがある場合には、 スケジュールを入力したあとに 「リマインダー」 をセット。
予定の時間の少し前にアラームが鳴るようにするだけで 「忘れてた」 を防止できます。
位置情報とセットにすれば、ドラッグストアの近くに来たときに 「洗剤を買う」 などが表示されます。
●予定を共有できる
家族と共有できるアプリを使えば 「きょうは朝早い」「この日は帰りが遅い」 などの情報を共有できます。
「この予定だけ伝えたい」 という場合には、 相手のメールアドレスに自動で送信することも可能です。
●To-Doリストがリンク
やらなくちゃいけない予定をTo-Doリストに入れておくと、 自動的にカレンダーの中にも入ります。
1回のメモで同期できるのも助かるところです。
便利な機能がたくさんあるカレンダーアプリですが、 まったく使ったことがない人にとってはハードルが高いかもしれません。
「やり方がわからない」
「なんだかうまく使えない」
という状況が続くとスケジュール管理そのものもめんどうになってしまうかも。
まずは紙の手帳からスタートして、 少しずつ移行していくのもいいのではないでしょうか。
>>次へ(5/12 22:30更新)
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