今年、40代50代は「5月から」熱中症対策を考えたほうがいい深いワケ

2021.05.14 WELLNESS

新型コロナウイルスが広がってから2年目の夏がもうすぐやってきます。夏といえば暑さ。熱中症にならないために、今から万全に準備しておきたいものです。

「春から熱中症対策なんてまだ早すぎる」なんて声が聞こえてきそうですが、実は早いということはないのです。

近年は5月から熱中症で搬送される人もいますし、今年は特に熱中症リスクが高い理由もあるのです。

そこで今回は、医師が推奨する熱中症予防策をご紹介します。

 

コロナ禍の外出自粛生活が熱中症リスクを高めている!?

医療従事者13名で形成されている熱中症・脱水症の啓発団体「教えて!『かくれ脱水』委員会」は、今年の夏の熱中症について、次のように注意喚起しています。

「一年以上に及ぶ自粛生活の影響で、私たちの環境や身体は、いつもよりも脱水が進行しやすく、熱中症になりやすくなっています」

特に今年、意識すべきなのが“筋肉量の減少”。

長引く自粛期間を経て、長期に渡って運動機会が減ってしまったことで、筋肉が落ちていませんか?

 

実は筋肉は、全身の水分の約43%を蓄えてくれる水分貯蔵庫なのだそう。なので、筋肉量が減ってしまうとそれだけ体内に貯蔵できる水分が減ってしまうのです。

年齢とともに筋肉量は放っておくと減少するので、ミドルエイジ以上はますます要注意だといいます。

 

熱中症シーズンの前にやっておきたいこと

では、熱中症シーズンの前には、どんなことをすればいいのでしょうか?

 

1.暑さに身体を慣らす

2.スクワットなどの運動習慣を

3.3食の食事をきちんと摂る

4.タンパク質をたっぷり摂る

5.電解質(塩分・ブドウ糖・カリウム)も摂る

6.寝不足はNG。規則正しい生活を送る

7.経口補水液を備えておく

8.エアコンの試運転をする

 

運動から食事、飲料の準備、エアコンまで多岐にわたりますが、習慣付ければ簡単!

特に、暑さに早くから慣れておく「暑熱順化」を心がけると、効率的な体温調節ができる身体にすることができるので、ぜひ行っておきましょう。

 

暑熱順化の方法とは?

・週に3〜5回の軽い汗ばむ程度の運動を習慣にする

・お風呂で湯舟に浸かって汗をかく

 

飲食については、水分の貯蔵庫である筋肉を維持するために、タンパク質(肉・魚・卵)をたっぷり摂ること。そしてたくさん汗をかいたときの水分補給には、水だけでなく必要な電解質(塩分・ブドウ糖・カリウム)も一緒に摂ることが大切だとされています。おうちに塩分と糖分を効率よくとれる、OS-1に代表される経口補水液を備えておくと安心です。

特に熱中症や感染症で外出できなくなるリスクがある今年は、500nlのペットボトルを6本程度は備えておくのがおすすめだといいます。

 

今すぐエアコンの試運転を! やり方知ってます?

 

熱中症になりかかったら、まずは涼しいところに移動!が鉄則。また、意外にも屋内で熱中症になるという人も多いことから、春であっても暑くなったら迷わずにエアコンをつけて室温管理を。でも、いざ使おうとしたら「エアコンが故障していた!」なんてことがないように、今のうちから試運転をして、きちんと作動するか確認しておきたいですね。軽い熱中症の傾向が出た時にエアコンが利かないのは本当に危険!

 

また、5月後半を過ぎると、エアコンの買い替えや修理をする人が増えるので、エアコンを新調したり修理依頼をしても待たされるリスクも!

 

三菱電機の担当者によると、試運転は次の3つの手順で行うべし。

1.電源プラグやコンセントや室外機まわりをチェック

ほこりや詰まり、変色、がたつき、ゆるみがないかをチェック。電源コードを束ねたり、延長コードを使用したりするのはNGなので見直しましょう。室外機の前に障害物を置くのも避けましょう。

ほこりは取り、電源プラグの変色、コンセントのがたつき、ゆるみ、電源コードの傷つき、途中接続がある場合は、電源プラグを抜いた上で、安全点検を依頼しましょう。

 

2.エアコン内部のフィルターの汚れのチェック

フィルターが汚れていればきれいにしておきましょう。

 

3.冷房を試運転する

30分程度冷房を運転して、風の冷たさや水漏れの有無を確認します。

いずれも異常があれば、メーカーや販売店に連絡しましょう。

 

気になる親の熱中症対策もついでにしておこう

もし遠方に離れて住む高齢の親がいるならば、電話などでエアコンの試運転を勧めてみて。

高齢者のほうが筋肉量も少なく、かつ、体温をコントロールする機能も低下しているので、熱中症リスクは私たちよりより高いのです。

 

三菱電機 霧ヶ峰PR事務局が、東京・大阪に住む高齢(65歳以上)の両親を持つ男女600名に対し、“両親”のエアコンの使用状況や試運転の実施状況について認識しているかどうかの調査を行ったところ、「両親のエアコンの試運転をできていない人」は55.8%と、半数以上を占めていることが判明。同居する家族はもちろん、両親の熱中症リスクも合わせて気にしてあげたいですね。

 

コロナ禍の身体は、脱水症・熱中症に弱くなっているといいます。一人一人が正しい対策をすれば100%近くは予防できるのが熱中症だそう。

コロナ禍で医療現場が大変な状況も考えて、熱中症予防は進んで実施し、病院にお世話にならないように注意したいですね。

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この記事を書いたのは
主婦の友社 OTONA SALONE編集部

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