
【ADHD女子#33】整理・収納・掃除は脳の高度な実行機能なのです
じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「
「片づけ」には複雑ないくつもの工程がある
「片づけなさい!」 と、 親にしかられた経験のない読者はいないと思います。
私たちADHDタイプは、 散らかすのは得意でも片づけが大のニガテなのです。
なぜでしょう?
片づけとは、 いくつもの工程が複雑にかかわった作業です。
おおまかな分類としては整理…いるものといらないものを分類し、不要なものは処分する。
収納…モノのおき場を決める。使ったら元に戻す。この2つをまとめて 「片づけ」 といいます。
そしてもう一つ掃除…ほこりや汚れをとり除き、清潔を保つ。掃除は片づけとワンセットで行うことが多いものです。
こう考えると、 やることは多いですよね。
とくに足の踏み場もないくらい盛大に散らかった部屋は、 雑多なものにあふれているし、
収納場所も決まっていない、 ほこりも汚れもたっぷり。
作業工程は複雑をきわめるはずです。
にもかかわらず、 PART2でお話ししたように、 私たちの脳は実行機能が人より少し弱め。
事前に計画を立てて、 それを一つ一つ実行に移すことがとにかくニガテなのです。
だから一般的な片づけ本を読んでも、「できる気がしない」 と思うのは当然です。
洗濯物を一枚一枚ピシッとたたんでタンスにしまうなんて、 魔法が使えるようになってもできません。
私たちがめざすべきは、「モノがなくなりにくい部屋」 です。
あるいは「必要なものがすぐに出てくる部屋」 です。
そこがクリアできたら 「ソファでくつろげる部屋」 をめざしましょう。
そしてうまくいけば、「気軽に人を呼べる部屋」 になるはずです。
でも、 敵は巨大。
まずは 「片づけ」 に向けてのモチベーションを高めましょう。
<<前へ
>>次へ(5/22 20:30更新)
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「猫背・巻き肩の54歳がびっくり」着るだけで理想的なS字姿勢が身につく話題のインナーウエアをご存じかしら
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】