そのスーツとストッキング本当にだいじょぶ?ビジネスで使える「軸色の法則」
最近、何を着てもしっくりこない。素敵に見えない。40歳前後になると、女性の誰もが行き当たる悩みです。体形や肌の質感の変化を感じ始めるころ。少し前までは「かわいい!」と感じた服を着るだけでおしゃれに見えていたのに、近ごろ、何を着ていいのか全然わからない、何を着ても似合わないと感じる……。(以上書籍より抜粋)。
そんなアラフォー世代のお悩みを、予約のとれないファッションカラーコーディネーター谷口美佳さんが、3色の「軸色の法則」で解決!その目からウロコのメソッドをお届けします。
ビジネスシーンなどでも「軸色」メソッドは使えます。
特にスーツとストッキングは、”とりあえず”着るのは今すぐやめて!好印象なビジネススタイルを確立させましょう。
※自分の軸色を知りたい人は記事文末をチェック!
スーツは「軸色」を。メイクをしっかりすればこなれる
●スーツ、ブラウス/ESTNATION、バッグ/STYLE DELI、パンプス/PELLICO、ピアス/CYCRO(すべて私物子どもの入学式に実際に着たコーディネートです。「控えめで好印象」を目標に、「軸色」に頼って正解!
子どもの入学式や卒業式、ビジネスシーンなど、スーツを着る場面では、「おしゃれ」より「好印象」であることが大事。だからこそ、スーツは「軸色」を!似合わない色のスーツでは、近寄りがたくなってしまうかもしれません。
「イエロー軸」はベージュ、 「ブルー軸」はネイビーやグレーなら、堅苦しくならずになじんで、好印象を与えることができます。
またイエローベースの方はグレーは似合う明るさで選んでいただけたら素敵に着れます。ライトグレー、ミディアムグレー、ダークグレー、どの明るさが似合うかでグレーを取り入れて。
なじみすぎてパッとしないと感じたら、チークと口紅をしっかりつけ、アクセでツヤを足して。
それでも物足りなければ、ベージュのスーツにはインナーや小物でキャメルや深いブラウンを。
ネイビーのスーツには白・グレーを合わせてコントラストをつけるか、ブラウンを入れてツヤっぽく。
ストッキングは「少し濃いめ」を
●ストッキング/Calvin Klein、スカート/martinique、パンプス/PELLICO(すべて私物) 着用しているのはCalvin Kleinのナチュラルという色。素肌っぽいのに肌の色ムラも自然にカバー。より生脚っぽく肌をきれいに見せたいときは、LANVINのメナールを。
素足にパンプス、ヘルシーで素敵ですが、大人の脚にありがちな血管の色や肌の色ムラ、薄いあざやシミなどもカバーしてくれるのはストッキング。
ふだんのストッキングは、透明感のある「シアー」タイプをおすすめします。ナチュラルな光沢が脚にツヤを与えてくれます。 「サポート(ゾッキ) 」タイプのマット感や、白っぽすぎる色はいかにも〝はいてる感〟が出て、野暮ったい印象に。
立ち仕事などで「サポート」タイプを愛用しているかたは、肌よりほんの少し濃い色を選びましょう。
自分の軸色を知りたい人はコチラ▷『服選びに悩む40代に朗報!ステキな40代になるための「軸色の法則」とは?』
プロフィール/谷口美佳
たにぐちみか●ファッションカラーコーディネーター、 color+shape®コーディネーター、文部科学省後援 色彩検定1級。色彩理論に基づき、似合う色や素材・形、メイク方法などをアドバイスするパーソナルコンサルティングが人気を呼び、テレビ番組出演、ファッションやコスメメーカーとのコラボレーション企画、雑誌・サイトの監修、企業の研修・講師などで幅広く活躍中。インスタグラム、ブログも大人気。二児の母。
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