セックスレス。したい私と、したくない夫。【40代、50代の性のリアル】#5(後編)

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日本はセックスレス大国だ、とよくいわれる。一般的に、健康な男女のカップルに「1カ月以上、性交渉やセクシャルコンタクトがないこと」をセックスレスという。国内の既婚男女におけるセックスレス・カップルの比率が50%弱、つまり2組に1組がレスになっているとする調査結果もある。

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セックスを求める理由

性依存と聞くと「不特定多数の人と関係をもつ」と思われそうだが、サトミさんの場合はそうではない。潔癖症なので相手は交際相手や夫に限る。が、常にセックスにとらわれ、それがないと不安になるのだという。

「虐待の影響からなのでしょうが私は自己肯定感が低くて、”どうせ自分なんか”という気持ちが強いんです。でもセックスしているときだけは、それがない。行為に没頭していれば気持ちよくてそんな自分を忘れられるし、そのときは相手が自分だけを見てくれていると実感できるんです。ああ、いま認められているなぁって」

筆者がかなり立ち入ったことを訊ねても、すべてにハキハキと答えてくれるサトミさん。初対面の印象だと、自信がない女性とは思えないが。

「交際相手の前でも最初はそうなんですよ。彼らは『あれ、自立した女の子だと思っていたんだけど、実はこんなに不安定なの?』って思っていたはず。つき合いはじめのころはお互いに盛り上がっているから私も安定しているんですけど、慣れてきて会話が適当になったりすると、もっとかまってよ、私を見てよとアピールをしてしまう。そのひとつとして、セックスを求めるんです」

 

私の中でのバランスの不整合、そして不完全燃焼