「しゅんう」ではありません。「浚う」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「浚う」です。
「浚う」の読み方は?
「浚」には「夋」が含まれていますが、「夋」を含む漢字は人名などでもよく見かけますよね。とはいえ、人名でよく使われている「シュン」の読みをそのまま当てて「浚う」を「しゅんう」と読むのは不正解。
「浚う」は
1 川や井戸などの底にたまる土砂やごみを取り除く。さらえる。
2 容器などの中のものを残らず取り出す。さらえる。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を表します。
例文には「鍋の残りを浚う」などが挙げられます。この例文を声に出して読むと「浚う」の読み方が思い浮かぶかもしれません。
正解は……
「さらう」です。
「濬う」と書くこともできますが、「浚う」も「濬う」も、新聞や雑誌、放送などで用いられる漢字の目安である「常用漢字」には含まれていないので、日常生活でお目にかかる機会は今後も少ないかもしれません。
さまざまな「さらう」
「浚う」と同じような意味をもつ「さらう」には他に
- 濬う
- 渫う
があります。
それぞれ意味は
- 水底を搔(か)いて泥などを取り除く。
- 水底の土砂やごみなどを取り除く。
と紹介されています。
「濬」の類義語は「浚う」の「浚」ですが、「渫」は「さらう」の他に以下のような意味があります。
①さらう。水底のどろ・ごみなどを除く。
②もらす。もれる。
③けが(汚)す。けがれ。
④あなどる。なれなれしくする。出典元:渫|漢字一字|漢字ペディア
①の意味は「浚」と「濬」と同じに感じられますが類義語の表記はなく、②の意味に類義語として「泄(セツ)」や「洩(エイ)」が挙げられています。 「渫う」は汚れを取り除く意義が強いのかもしれません。
「攫う」も忘れてはいけませんね。「攫う」は「さらう」と聞いて思い浮かぶ代表的なものなのではないでしょうか。これは“不意をついて奪い去る”“全部持ち去る”などを意味します。
特殊な読み方として「さらう」と読むものには「復習う」が挙げられます。復習することを表す言葉ですが、「ふくしゅうう」ではなく「さらう」なのでご注意を。
■これも読めるかな?
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