
「あおてる」ではありません。「煽てる」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「煽てる」です。
「煽てる」の読み方は?
「煽」は「煽動(せんどう)」や「煽る(あおる)」などに用いられています。新聞やニュースなどではひらがなで表記されていることがほとんどですが、「あおり運転」などの表現から、「煽」という漢字をどこかで見たことがある、馴染みがある、という人は決して少なくないはずです。
とはいえ、「煽動」「煽る」の読みをそのまま「煽てる」に当てはめて「せんてる」「あおてる」と読むのは間違い。
「煽」の訓読みには、「あお(る)・あお(り)」の他に2つ読み方があります。そのうちの1つが「煽てる」の答えになります。
ちなみに「煽てる」は
1 うれしがることを言って、相手を得意にさせる。何かをさせようと、ことさらに褒める。もちあげる。
2 人が落ち着いていられないほどに騒ぎたてる。出典元:小学館 デジタル大辞泉
の意味です。
例文には「煽ててやる気にさせる」などが挙げられるのですが、意味と照らし合わせながら読んでみてください。どこかで一度は耳にしたことがある表現のはずです。
正解は……
「おだてる」です。
「煽」には
①あおる。おだてる。そそのかす。
②おこる。火が盛んになる。出典元:煽|漢字一字|漢字ペディア
の意味があります。
「煽り・煽る」「煽てる」の他の訓読みには「おこ(る)」がありますが、公益財団法人日本漢字能力検定協会が運営する「漢字ペディア」の“「煽」から始まる言葉”に記載されていなかったので、現代では「おこ(る)」と読んだり、上記②の意味で用いられたりすることは非常に稀だと考えられます。
ちなみに「煽ぐ」はなんと読むでしょうか。
「煽ぐ」は「扇ぐ」とも表すことができます。
正解は……
「あおぐ」です。
「扇ぐ・煽ぐ」ともに“うちわなどを動かして風を起こす。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”を表します。
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