お育ちが出る。エレガントに歩く女性が守る2ルールとは?【気品を身につけるシンプルな教え#5】
『プロトコール』とは国際儀礼であり、国際社会の平和を目的としています。歴史や文化、宗教が異なる国同士の交流が円滑におこなわれるために、さまざまなルールが設けられているのです。
あらゆる人のお手本を求められるキャサリン妃やロイヤルの方々にとっては、プロトコールは振る舞いの規範になる大切な事柄でもあります。
特に、正しい姿勢であることを最も重んじ、背筋を伸ばした優雅な佇まいでいることを絶対の基本としています。
今回は、振る舞いの基本「歩き方」について、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生にお聞きしました。
【連載・気品を身につけるシンプルな教え#5】
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(一社)日本プロトコール&マナーズ協会
「正しい歩き方」は足から歩くのではなく、腰から歩くように
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歩き方もまた、レディとして大切な要素です。ひざをカクカクさせたり、背中が丸くなって歩いてはいませんか?
この写真はウィリアム王子とキャサリン妃がウェストミンスター寺院で毎年恒例のコモンウェルス・デー(英連邦加盟国の記念日)のために英国王室の主要なメンバーと共に参加された写真です。
キャサリン妃は歩き方一つでエレガントをかもし出しており、見る人を魅了させます。
その秘訣はこうです。
歩く時は、一本の線を中心にして足から歩くのではなく、腰から歩くようにします。そうすることによって、前述した「正しい姿勢」を保ったまま、まっすぐ歩くことができるのです。
ここにレディとしてのエレガントさを加えるときには、一本の線上を歩きます。太腿の内側から足の親指までの脚の内側を意識して一歩を踏み出します。両脚の内側をすりあわせるように。
歩き方は、その人の心もあらわします。やさしく、たおやかに歩き、人が思わず振り返る女性になりましょう。
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