キャサリン妃に学ぶ「会話の糸口」とファッション【気品を身につけるシンプルな教え#8】
東京オリンピックが開催されました。「プロトコール」とは、国際社会の平和を目的として国同士が円滑に交流し、言葉や文化が異なる人々が心地よく過ごすための決まり事。オリンピックでも活用される重要なものです。
今回は、キャサリン妃が外交でなさる他国への敬意表現について(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生にお聞きしました。私たちも旅行先や、国際交流、海外のお友達と会うときなどでも使えそうですね。
【連載・気品を身につけるシンプルな教え#8】
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(一社)日本プロトコール&マナーズ協会
会話の糸口『カンバセーション・ピース』にも!
キャサリン妃カナダ訪問にメイプルの葉を取り入れているのは?
https://www.instagram.com/p/BzXkqbbF40F/
ウイリアム王子とキャサリン妃はカナダの建国記念日の催しに参列されました。キャサリン妃は頭に大きなカナダの国旗であるメイプルの葉の帽子を被られています。
外交として、相手国を想っての最大限の敬意表現ですね。カナダの人々は大喜びで歓迎しているのがわかります。
また、視点を変えると、このメイプルの葉が『カンバセーション・ピース』にもなるのです。このステキな帽子が会話の糸口になるからです。
『カンバセーション・ピース』。それは珍しいもの、見たことないもの、美しいもの、素敵なもの、など、人々の興味を引くものを言います。たとえば、おばあ様から譲って頂いた思い出のアクセサリーでも素敵ですね。
ピアスやブローチ、バングル、靴やバッグに『カンバセーション・ピース』をさりげなくどこかに加えましょう。もちろん、服のデザインでもいいのです。
私たちが、そのような『カンバセーション・ピース』を身につけていたり、持っていたりすると、社交の花が咲きます。
「そちら、可愛いですね」
「まぁ、素敵」
「どちらで見つけられたの?」
と、そこから会話が始まり、和やかな雰囲気になってコミュニケーションが活発に始まります。
ぜひ、普段の生活に『カンバセーション・ピース』を意識して取り入れてみませんか?
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