「しんしゅうろば」ではもちろんありません。「真秀ろば」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「真秀ろば」です。
「真秀ろば」の読み方は?
「真」「秀」は日常生活でも見かける機会の多い漢字かと思います。とはいえ「〜ろば」と送り仮名がつくと、なんと読めば良いか戸惑ってしまいますよね。残念ながら「真」「秀」を音読みした「しんしゅうろば」という読みは間違いです。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「まほろば」です。
私は「まほろば」という言葉を聞いたことはありましたが、恥ずかしながら意味をよく知りません。そこで「まほろば」について調べてみました。
まず「真秀(まほ・真面とも書く)」は
1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。
2 正面から向きあうこと。また、そのさま。
3 正式であること。また、そのさま。
4 直接であること。また、そのさま。うちつけ。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「真秀」に場所を表す接尾語「ら」※がつき、素晴らしい場所を表す「まほら」となりました。それが転じて「まほらま」「まほろば」と呼ばれるようになりました。
※学研全訳古語辞典より
参考文献:らの意味 – 古文辞書 – Weblio古語辞典
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