【クイズ】大根役者の由来って何だか言える?意外に知らない!
演技が下手な人のことを「大根役者」と呼びます。
「大根役者」の由来は何でしょう。
食べたらおいしい大根ですが…
答えは「大根が当たらないこと」です。
「大根役者」の由来は「大根は(どんなふうに食べても)当たらない」ことが由来だといわれています。下手な役者では作品がヒットしない(当たらない)ということです。
大根役者の由来はほかにも、大根の白い色を「素人(しろうと)」に例えている説、「馬の脚」を演じるのが下手な役者の様子が大根のようだったからという説などがあります。いずれにせよ、ちっともほめているものではなく、切ない気持ちにさせられます。
大根役者は「演技力がない役者」「芸の下手な役者」の意味であることはご存知だと思います。実は江戸時代にはすでに使われていたようです。歌舞伎での演技がまずい人に対して用いられたものでしたが、いまでは広く一般的に使われています。日常生活において、うまく人をごまかす演技ができない人に対して「『ダイコン』だなあ」ということも。
こうして長年大根はあまりよくない表現に使われており、ある意味風評被害ではありますが、「当たらない」というのは食べる側にはよいこと。大根の悔しさをかみしめつつおいしさを味わうのもよし、役者さんの演技が上手でないがゆえの味を楽しむのもよいでしょう。
参考:大根役者(デジタル大辞泉)
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