【大雨の備え】1時間に○○ミリってどれくらい降るの?出掛けるときに注意することは?

2021.09.03 LIFE

台風や秋雨前線による豪雨が心配なシーズンになりました。天気予報で「1時間に30mm以上の激しい雨が・・・」といった情報を見聞きすることも増えます。しかし、実際のところ「1時間に○mm」や「激しい雨」がどれくらいの雨なのか、イメージできているかというと、なんとなく曖昧だったりしますよね。

朝は降っていなくても、これから降る予報のとき、「1時間に○mm」や「強い雨」「激しい雨」といった表現でどのくらいの雨が降るのかイメージできると、取るべき行動も変わってきます。

傘だけではなくレインコートも持って行ったほうがよいか、車の運転は危険か、あるいは外出そのものをやめるべきか、などの判断材料になります。

雨量によってどのくらい降り方が変わる?注意することは?

 

「雨量(降雨量)」は降った雨がどこにも流れ出ることなく、その場所にたまった場合に水の深さを表します。降水量は、雨だけでなく雪、霰(あられ)、雹(ひょう)なども含みます。

仮に「1時間に100mm」の雨が降ると、1時間で水深10cmになるということです。

また、気象予報では、1時間雨量によって雨の強さの表現が変わります。たとえば、1時間に3mm未満の雨の場合は「弱い雨」と表現されます。

気になるのは、もっと強い雨のときですよね。雨量ごとに確認しておきましょう。

1時間雨量10mm以上20mm未満 「やや強い雨」

「ザーザーと降る」イメージです。地面一面に水たまりができ、地面からの跳ね返りで足元が濡れます。

屋内にいても、木造住宅だと雨の音で話し声が良く聞き取れません。

この程度の雨でも、長く続く場合には地盤の緩みによる土砂災害の危険があり、注意が必要です。

1時間雨量20mm以上30mm未満 「強い雨」

いわゆる「どしゃ降り」です。傘をさしていても濡れます。

また、車に乗っていると、ワイパーを速くしても見づらい状況に。

夜中に降ると、眠っている人の半数が雨に気がつきます。

1時間雨量30mm以上50mm未満 「激しい雨」

「バケツをひっくり返したように降る」とはこのこと。

道路が川のようになり、アンダーパスや道路の低い場所の冠水が始まります。危険なので近づかないようにしましょう。

車を運転していると、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起きます。

1時間雨量50mm以上80mm未満 「非常に激しい雨」

滝のようにゴーゴーと降り続きます。

この状況になると、傘は全く役に立たなくなります。

広範囲で道路の冠水が始まり、マンホールから水が噴き出したり地下への浸水も始まります。

また、外は水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなります。車の運転は危険です。

1時間雨量80mm以上 「猛烈な雨」

息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じるような雨です。

大規模な土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要です。

 

どのくらい降ると「大雨警報」がでるの?自分がいる場所の危険度を知りたいときは?

 

どのくらいの降水量で大雨警報が発表されるんだろう?と疑問に思いますよね。

実は、大雨警報や大雨注意報などを発表する基準は、降水量で決まっているわけではないのです。

大雨警報は、大雨による重大な土砂災害や浸水害が発生するおそれがあると予想したとき発表されるものです。

土砂災害とは、土石流、地すべり、がけ崩れなど。浸水害は、側溝や下水の排水能力が追いつかず住宅地や農地が水に浸かることです。

いずれも地域ごとの特性があり、同じ雨の量が降ったからといって同じように災害が起きるとは限らないですよね。洪水警報にも同じことが言えます。

そこで、降水量とは別の指標(土砂災害には土壌雨量指数、浸水害には表面雨量指数、洪水には流域雨量指数)が用いられ、地域ごとに基準が設けられています。

では、急に大雨が降ってきたとき、自分がいるところに警報は出ているのか?どのくらい危険な状況なのか?を知るにはどうしたらよいでしょうか。

気象庁では、大雨による土砂災害、浸水害、洪水災害の危険度の高まりを地図上に表示する「キキクル(危険度分布)」こちらから を公表しています。

地図上の色分け(黄:注意、赤:警戒、うす紫:非常に危険、濃い紫:極めて危険)によって、直感的に危険度が分かります。

ためしに「キキクル(危険度分布)」こちらから を開いてみてください。特に危険がなければ、あなたが今いるところには色が何もついていません。

ちなみに、大雨警報や洪水警報が発表されると、赤(警戒)になります。市町村による警戒レベルの発令にも注意し、いざというときには避難できる準備をしてください。

 

参考:気象庁HP

     

■編集部より■

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この記事を書いたのは
ヘルスケアライター 青柳彩子

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