キャサリン妃は完璧! 洋服で仕事がうまくいく「ドレス・フォー・サクセス」とは?

2021.09.02 WORK

『プライベートウェア』は自由におしゃれを楽しむものですが、『パブリックウェア』は目的をもって人前に出る時のための装いです。パーティーやレセプション、結婚式の装いも、『パブリックウェア』です。みなさんも「どんなドレスにしようかしら」と悩むことがあるかもしれませんが、ご自分の好みや個性を最優先してドレスを選ぶと失敗することがありますので、この区別だけはつけておきましょう。

 

身だしなみで大切なことは「清潔」であること

『プライベートウエア』と『パブリックウエア』のどちらにも言える身だしなみにおける大切なことは、「清潔であること」です。私たちは本能的に不潔を嫌い、清潔を好みます。ですから、様々な方とお会いする時には「清潔」であることが第一条件になります。清潔であることはお相手に好感を与えることとなり、このことはプロトコールはもちろん、世界共通のマナーでもあります。

『プライベートウェア』では、流行を取り入れたり、行く場所に合わせたり、さまざまな表現が楽しめます。キャサリン妃がおしゃれのアイコンとして皆に注目されるのは、そのような自由な『プライベートウェア』の装いを楽しんでいらっしゃるからかもしれませんね。

この写真は王立園芸協会の除幕にも立ち会われたとのことですので、一部『パブリックウェア』のシーンもあったことでしょう。そのときにキャサリン妃が語られたことをご紹介します。

「私はここにいる多くの人たちと同じように、幼い頃に野外で過ごしました。その時間は子供たちが幸せで健康な大人になれる土台を作る役割を果たしていると信じています。子どもたちも大人も自然に戻り、自然がもたらす精神的、身体的な健康を得ることができるような庭を作ることに情熱を持って取り組みました」と。

 

キャサリン妃が今後数年間、幼児期の発達を仕事の焦点にすることに尽力し、子どもたちに野外で過ごす機会を与えているのだとわかります。誰からも愛され、その幸福感のある笑顔の奥には、そのようなやさしい気持ちがいつもあるからなのですね。

 

『パブリックウエア』では「ドレス・コードを守ること」

こちらの写真は、ウイリアム王子とキャサリン妃がパリを訪問された際のソーシャルパーティにご出席された際のものです。催しの趣旨や目的に合わない装いはその場の調和を乱し、主催者に恥をかかせてしまったり、ゲストの感情を害することもあります。それが外交やビジネスであれば、成功は望めません。『プロトコール』ではドレスコードを設けていますが、それによって世界中どこでも催しの格式が保たれ、ゲストも安心して集うことができるのです。

では、パブリックウェアで重要なことはどのようなことでしょう?

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