【これはすごい!】カッチカチのキャラメリゼが絶品ブリュレアイス
さかのぼること16年前。フランス映画『アメリ』が公開されました。
アラフォー読者の皆様にはお懐かしい、空想好きな主人公アメリが映画の中で食べる”クレームブリュレ”。
彼女の好きなことは”カリカリに焦げた表面をかち割ること”。その瞬間が幸せ、みたいなことを言っていたあれです。
そのころに比べたら、ブリュレもすっかり街中のカフェやケーキ屋さんで定番的な存在に。
さらにコンビニスイーツにまで裾野が広がり、ついに、あのブリュレ最大のポイント”カチカチのキャラメリゼ”を実現したアイスが登場したのです。
高級感・洗練されたデザインに包まれたその名も”ブリュレ”
オハヨ―乳業 ブリュレ。
ゴールドの箔押し加工が素敵な紙パッケージに入った高級感あるアイス。
女性的にこれは!と思えるおしゃれ感。気合いを感じます。
コンビニスイーツやスーパーなどの量販店系にあるクリームブリュレだと、茶色いカラメルが乗っててなんとなく濃い甘さでごまかされるよなーと、自分エクスキューズをしながら中をチェック。
アルミカップもゴールドで、なんかリッチ。ステキ。
紙パッケージを開けた蓋裏には、おいしい召し上がり方のレクチャーがあります。
コツコツ、そしてカップの横を押してすこしへこむくらいが食べごろ、というのはハー●ン●ッツの食べごろ目安と同じですね。
いざ、表面をたたいてみる。
「コツコツ。あれ?」
「ガンガン。割れない」
食べごろを待てずに、開けてすぐにスプーンをコツコツしたところ、この状態。
キャラメリゼ、まじでかたいです。今迄にない硬さ。これは期待できそうです。
スプーンをもう突き立ててみると、バキっと表面が割れました。
すくってみると、キャラメリゼの表層部分に思っていたよりも厚みがあります。
この厚みがどうやら硬さの秘密の気がしてきました。
肝心の味ですが、お見事なキャラメリゼ。
ほろ苦さ、砂糖の溶け残りのジャリジャリ感もそのまま。
アイスはカスタード系、ではなくミルク系のマイルドな味わいにアクセントを添えてくれます。
ジャリジャリ。
これがいいのです。もともと本物のブリュレもシンプルな材料できたスイーツ。
砂糖を焦がした苦さと甘さとジャリジャリ。
紙パッケージの高級感にそぐう、気合いの逸品でした。
お値段300円ほどしますが、ケーキ屋さんに駆け込めない時間にも食べられて非常におすすめです。
花畑牧場のクレームブリュレも発見!
時を同じくして発売になった、花畑牧場 カタラーナ~クレームブリュレ~。
ファミマ・サークルK サンクス限定。
先にこちらを見つけ購入しており、花畑牧場のラインアップについて調べていたところでした。
筆者は牧場へ行ったことも、あの生キャラメルブームのときもそこまではまらなかったため、情報薄。
実は「カタラーナ」という商品がとても人気なのですね。
ブリュレとカタラーナは似ているスイーツなのですが、ブリュレはフランス、カタラーナ(クレマ・カタラナ)はスペインのもの。
昔、スペインかフランスで食べたときにクレマ・カタラナがおいしくて、日本でも探しましたが、スペイン料理のレストランくらいでしか見かけず、あるとつい注文してしまうところがあります。
なので、今回もフリーザーで見るとすぐ手が伸びたというわけです。
開けてみると、しわっとしたアルミカップ、そこに焦げ目がついて手づくり感が満載。
HPでの説明にも手焼きしてあるとの表記。期待が高まります。
いざ実食。
するっとスプーンですくえます。特にキャラメリゼの硬さは感じませんが、卵たっぷりの濃厚プリンを冷やし固めたよう。
キャラメリゼがカチカチ、ジャリジャリではなく本体になじんだタイプ。それより、卵黄色のアイスがうまい。
プリン好きの方にお薦めです。
表示を見て気づきましたが、こちらは洋生菓子。
アイスクリームの区分ではないのですが、冷凍されたお菓子なので、アイスコーナーにあります。
これからの季節の冷たいデザートとして最適です。
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