40代50代「指の関節が痛い」「肩がこる」在宅ストレスに対策するアイテムがあった?
長いコロナ禍もようやく収束の兆しを見せ、オフィスへの出勤がぐんと増えました。これまで整えてきた在宅勤務環境を「ある程度維持して」会社と自宅を往復し始めてみると、また新たなストレス源が見つかりませんか?
「これまでは肩こりや腰痛、腱鞘炎など姿勢の問題のほか、リモート会議でのコミュニケーションの取りづらさなどが多く聞こえていました。ところが、最近では出勤してのリモート会議中に近くの同僚の雑談をマイクが拾ってしまうなど、新たな問題が出てきているようです」
そう教えてくれたのは(株)ロジクール マーケティングコミュニケーションマネージャーの弓場 公平さん。
これまでいまひとつ「どうしていいかわからなかった」PCまわりのお道具環境について悩みを相談してみると…?
Q1・相変わらず肩こり&腰痛に苦しんでます
→ 「外付けキーボード」1枚で劇的に変わりますよ!
在宅勤務ではコピーをとりに立ち上がることもなく、ほぼ1日座りっぱなしで仕事をするため、みんなの肩こり度合いが急激に悪化した印象。
「ほとんどの方がノートPCをテーブルに置き、PCのキーボードをそのまま打っていると思います。でも、この使い方だと目線が水平より下を向くため、前かがみの猫背になってしまうんです」
背筋を伸ばすために、まずはノートPCの画面を目線の高さまで持ち上げてみてください。
「専用のスタンドも発売されているほか、本を積み重ねてその上にノートPCを置いてもOK。そして、外付けのキーボードを接続します。外付けキーボードもモデルによってはお手頃な価格で、ロジクールからも3,000円前後のものが発売されています」
Q2・リモート会議で「キーボードの音がうるさいね」と言われる
→ 静音タイプのキーボードを選んで
議事録をとっている人の打鍵音がカチカチと聞こえ続けていて、仕方ないんだけど気が散って……という経験、みなさんもありませんか?
「外付けキーボードのうち、ロジクールのK295 は打鍵音が20デシベル、置き時計の秒針の音くらいです。ワイヤレスタイプなので机の上の配線もスッキリします」
意外な落とし穴がもう一つあります。それはマウスのクリック音。たまにカチっ、カチっと聞こえてくるので会議してるフリして手元で作業してるな、なんて気がついてしまうことがあります。
「ノートPCの内蔵マイクを使って会議をしている場合、手元の音は想像以上に大きくマイクに拾われています。外付けキーボードやマウスを買う際、静音性も意識してみてもいいのかもしれません」
Q3・最近なんだか手の筋や関節が痛いんです
→ パームレストもついた、手に優しいキーボードを検討しては
出産後にばね指・ドケルバン病などの腱鞘炎、手根管症候群、母指CM関節症を発症した人もいるのではないでしょうか。これから更年期にさしかかると再びこれらの症状が急増するほか、手指の関節痛「ヘバーデン結節」も発症が増えていきます。どれも原因不明の病気ですが、女性ホルモン減少が原因と考えられる症状。痛みのある部位を安静に保つことが重要です。
「ロジクールには『デジタルウェルネス』というカテゴリがあり、人の身体を健やかに保つエルゴノミックスタイルを研究しています。
今夏発売のキーボード、K860はエルゴノミックキーボードと呼ばれる製品。両手をハの字に置けるようになっています。
何がいいかというと、手首の無理なひねりや曲がり、緊張を和らげながら、
従来品より54%高く手首がサポートされ、自然に打つことができます。打鍵時の身体の硬直具合が下がり、肩が自然と降りるので猫背が軽減されるんです」
Q4・遠くの台所で夫が皿を洗ってくれるとカチャカチャうるさくて…
→ 外付けのマイクもあったほうがいいです
リモート会議中、宅急便が届いたチャイム音と、引き取りに出てくれた夫の「はーい、留守ですよ~」というマヌケな声が全国のメンバーに響き渡る……。
なんて経験にはずいぶん慣れましたが、よかれと思ってやってくれている皿洗いのカチャカチャした音が自分のスピーカーから戻ってきてびっくりすることはまだまだあります。
「ノートPCのマイクは広い範囲の音をまんべんなく拾う『無指向性』というタイプがほとんどです。でも、リモート会議のシーンでは自分の声だけを狭い範囲から拾ってほしいので、『単一指向性』というマイクを用意したほうがいいんです。窓の外を救急車が通っても大丈夫になりますよ」
ただし、ごくごく狭い範囲の音しか拾わないため、少し離れると音を拾わなくなってしまいます。しっかりと角度の調整をする必要が。
問題5・リモート会議で自分のトーンがうまくみんなに伝えられない
→ マイクとカメラを変えると思いのほか表情が伝わります
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