貯蓄ゼロだったけど去年1年で100万円貯めた人の「5つの習慣」(後編)
前ページに引き続き、お金が貯まる5つの習慣を紹介します。
貯まる習慣③スキマ時間を有効活用する
収入アップやスキルアップ
時間の管理ができている人はお金の管理もしやすくなります。帰宅してからクローゼットのモノが増えて断捨離するにしても、スキマ時間を利用してメルカリなどのフリマアプリに出品します。売れた後発送するのもコンビニでできるので通勤途中で送ってしまえば時間を有効活用でき収入になります。
通勤途中でダウンロードした英会話を聞いたり、本を読んでスキルアップをはかるスキマ時間活用も大事です。ただ通勤中スマホゲームに興じたりSNS閲覧するだけではもったいないです。どうしても必要な時以外何分スマホを見ているか書き留めてみてください。そのスキマ時間で掃除をしたり、フリマアプリで収入を得たり、スキルアップもできるはずです。
貯まる習慣④天気予報をチェックする
行動計画をたて無駄な支出をカット・食費節約
早起きすれば朝のニュース番組をみることができます。その中でも特に天気予報はしっかり確認します。今は雨でも午後から雨の予報なら、折り畳み傘を持参し出先でビニール傘を買って一時しのぎせずに済みます。
週刊天気予報も確認し、週末の過ごし方の計画をたてたり買い物のスケジューリングもしていきます。雨の日の買い物は大変ですが、夕方早めの時間から生鮮食品が安くなりお得に買い物できることもあります。
貯まる習慣⑤不買デーを作る
支出をカット、食品ロスを軽減
目的もなく何となくコンビニやスーパーに行くと「数量限定」や「期間限定」という表示に惹かれて特に必要でないものまで購入してしまいがちです。そこで、この日は一切買い物をしないという「不買デー」を週に1から3回作り、自宅にあるものだけで過ごします。もちろん通勤費は含みませんがSuicaなどで買える自販機コーヒーは支出とみなします。
交通費以外は買い物や外食をしない「不買」をしていくと冷蔵庫の中にあるものや食材棚や引き出しにしまいっぱなしの乾物や缶詰などを使い切ってしまおうという気持ちになります。「不買デー」は支出カットとともに食品ロスを減らすことができるのです。
まとめ
1年で100万円貯めるには月3万円とボーナス時32万円を2回貯めるようなイメージです。まず貯めようと思ったらこの3ステップです。
①いつまでにいくら貯めたいかをイメージする。
②そのためには月いくら、ボーナス時いくら貯める必要があるか具体的に考える。
③その貯めたい額をキープするためには支出のやりくりをどう工夫すればよいか具体的に考える。
具体的にイメージすること。面倒で遠回りな気がするかもしれませんがそれが貯金達成への近道となります。貯めた人の習慣を参考にして2022年こそ「貯まる人」の仲間入りをしてください。
稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。
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