どこまでお金持ちになれる?女の「お金レベル」を10段階にしてみた
私のところには、40代大人女性がよく相談にいらっしゃいますが、みなさん気にしているのが、「自分のお金の知識レベルって世間から見ると高いの?低いの?」ということ。お金のことは学校では教えてもらえないので、自主的に勉強している人としていない人とでは個人差がつきやすいのです。そこで、今回は40代大人女性のマネーレベルを格付けしてみました!ぜひ、チェックしてみてください♪
レベル1 自分の手取り給料の金額を知っている
家計管理も苦手だし、貯蓄もまったくできない…というお金に苦手意識をもっている人でもさすがに自分のお給料の金額くらいは把握しているのではないでしょうか。ただし、ここでいうお給料とは実際に支給される「手取り給料」のこと。税金や社会保険料が引かれる前の「税込給料」も知っているにこしたことはありませんが、基本的に家計管理をするときには「手取り給料」を元に管理します。手取り給料と税込給料を正しく把握していない人も多いので気をつけましょう。
レベル2 自分の貯金の金額を知っている
意外と把握していない人が多いのが「貯金額」です。貯金額がわからない人はお金に無頓着な人が多く、貯金額を聞かれて、「たしか普通預金にいくらか入っていたような…」という反応が返ってくることがしばしば。反対に貯金額を把握しているということはそれだけお金に興味があるということ。少なくとも毎月のお給料日には銀行にいって、通帳記入して、預金の残高を把握している人が多いようです。貯金は夢を実現するにも、アクシデントが起こったときにも役にたつのできちんと把握しておきましょう。
レベル3 何の項目にいくら使っているか、「支出」を把握している
お給料の金額を把握しているという人は多いのですが、自分が何にいくらお金を使っているか、「支出」を把握している人は意外に少ないようです。支出を把握することで、何にお金を使い過ぎているのかがわかり、無駄な出費を減らすことができます。家計簿や家計簿アプリなどを活用して支出を正確に把握しているという人はかなり優秀ですが、ざっくりとでも把握しているか、していないかでは大違いです。収入が少なくても貯蓄できている人はみな、支出を把握し、項目ごとに予算化できています。
レベル4 目的別に分けてお金を貯めている
支出の無駄を減らし、お金を貯めることができてもただやみくもにお金を貯めるのは効率のよい方法とはいえません。上手にお金を貯めている人は、「生活費」「住宅購入資金」「老後資金」という具合に、目的別に分けてお金を貯めています。というのも、目的別に分けずに貯蓄をしていると、例えば、老後資金用としてお金を貯めていたのに、予定外の出費がでてきた時にうまく線引きができずに貯蓄を取り崩してしまいかねないからです。
レベル5 先取り貯蓄の仕組みをつくっている
マネーレベルがそこそこある人は、お金を貯めるときに必ず「先取り貯蓄」を実践しています。よく、「余ったら貯蓄に回そう」という人がいますが、人間は意志が弱いので、「成り行き貯蓄」スタイルでは、計画通りに貯蓄はできません。確実に貯蓄するためには、「先取り貯蓄」が鉄則です。先取り貯蓄とは、支出したあとに余ったお金を貯蓄に回すのではなく、お給料が入ったら、先に貯蓄分を取り分けてしまうという方法です。できれば、財形貯蓄や銀行の積立定期預金などを活用して、お給料日に自動的に積み立てる仕組みをつくりましょう。
レベル6 価値>価格の買い物ができている
普段買いものをするときに、例えば、「この洋服の価値は価格に見合っているだろうか」と考える人は多いと思いますが、マネーレベルが上がってくると、「この洋服の価値はこれくらいだから、価格がこれくらいだったらお得な買いものになる」と1歩踏みこんで、物の価値と価格を考え、物の価値よりもお得に買いものできる方法を考えるようになります。1万円の価値のある洋服が8000円で買い物できればお得ですよね。物の価値と価格を見極められるようになると、株式投資などの投資をするときにも活かされてきます。
レベル7 資産と負債を把握している
マネーレベルが7くらいまでになると、家計管理も上級レベルとなり、毎月の収支だけでなく、「資産」と「負債」まで把握できています。これは、企業でいうところのB/S(貸借対照表)にあたります。毎月の家計が黒字でも、預貯金や車(時価)などの資産とキャッシングでの借金や住宅ローンなどの負債を比べて負債の方が断然多いという場合、もし、お給料がストップしてしまうなどアクシデントが起きると、家計が破綻してしまう可能性があります。真の健全な家計は常に負債の額よりも資産の額が上回っています。
レベル8 自分に合った投資を実践している
マネーレベルが高い人ほど、投資のスキルを身につけ効率よくお金を増やしています。投資とひとくちにいっても、株式投資や投資信託、外貨投資、不動産投資などさまざまなものがありますが、それぞれ特徴があり、人それぞれ向き、不向きがあります。マネーレベルが高い人ほど、さまざまな投資について勉強し、しっかり実践!その結果、自分に合った投資の方法を見つけて、お金を確実に増やしています。ある程度、お金が増えてきたら資産を減らさないように堅実に分散投資をしているようです。
レベル9 節税を考えている
お金がある程度増えてきて、マネーレベルが上がってくると、「節税」に意識が向くようになります。例えば、株式投資で100万円儲かった場合、通常は20.315%の税金がかかり、せっかく100万円儲かっても実際に手にするのは80万円程度。これがNISA口座を利用すれば税金はゼロですみます。このように、レベル9までになると、いかにお金を増やすかだけではなく、いかに節税して手元に残るお金を増やすか、つまり、「出口戦略」まで考えて投資をするようになります。
レベル10 生涯必要な金額がすでに準備できている
私のお客様の中でも40代シングル女性で資産額が5000万円というお客様がちらほらいますが、レベル10までになると、40代の段階で生涯必要な金額がすでに準備できています。かつそのお金を年利1%〜2%程度の利回りのもので運用しさらに増やし続けています。生活する手段として、労働からの収入だけではなく、資産運用でお金にも働いてもらってその収入で生活するということができるようになっています。
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