「いちそん」ではありません。「一揖」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「一揖」です。
「一揖」の読み方は?
「一揖」の「揖」は、利益を失うことなどを意味する「損(そん)」にもよく似ていますが、かといって「一揖」を「いちそん」と読んでしまうのは残念ながら間違いです。
「一揖」は
軽く会釈をすること。ちょっとおじぎをすること。
出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
現代ではあまり見かけない表現かもしれませんが、「一揖」が表す動作自体は日常でも馴染み深いものですね。
正解は……
「いちゆう」です。
「揖」は
- 音読み ユウ・シュウ
- 訓読み ゆず(る)・あつ(まる)
と読み、
①会釈。胸の前に両手を組み合わせて行う礼法。
②ゆずる。へりくだる。
③あつまる。あつめる。出典元:揖|漢字一字|漢字ペディア
を意味する漢字です。
では、これはなんと読む!?
以下で紹介する漢字は、日本漢字能力検定準1級に相当する漢字であり、日常生活においてはもっと身近な漢字に書き換えられているので、目にする機会はほとんどないかもしれません。
「輯める」はなんと読むでしょうか!?
ヒントは「一揖」の「揖」の③の意味の類語として紹介されている漢字だということ。そして上記③の意味はそのまま「輯める」の答えでもあります。
もう一つのヒントは「輯」の書き換え字。「輯」が表す意味の一つは「集」に書き換えることができます。
正解は……
「あつめる」です。
「輯」には他に“やわらぐ。やわらげる。”の意味があり、音読み「シュウ」と先で紹介した「あつ(める)」の他、「やわ(らぐ)」という訓読みがあります。
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