更年期外来で「肥満」も相談できる?体重10kg増に処方された漢方は

2022.01.06 WELLNESS

「ダイエットをしているのに痩せない」「食事や生活は変わらないのに急に太った」など、40~50代になって悩んでいませんか?

 

日本人の女性は平均的に50歳頃に閉経を迎えることが多く、閉経を挟んだ前後5年間は「更年期」と呼ばれています。

この時期には、ホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多くいます。

更年期女性のお悩みのひとつに「肥満」があります。

 

今回は、肥満の改善法について「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに教えてもらいました。

 

健康診断で指摘された肥満体型

食品メーカーの事務職として働く優子さん(48歳)は、肥満体型に悩んでいました。

 

「数年前と比べると、背中や二の腕、下腹部の脂肪がかなり増えて、見た目もずいぶん変わってしまいました。とくに、この1年間で体重が10㎏増と急激に増えて、健康診断でもBMIが肥満レベルと指摘されてしまいました」

 

このままではメタボリックシンドロームや生活習慣病予備軍になると、不安でいっぱいの優子さん。

 

「食生活も生活習慣も今までと変わらないのに、急に体重が増えてどんどん太っていきます……ダイエットをしたくても、仕事や子育てと忙しく、なかなか自分のことまで手が回りません」

 

食事制限や運動には思うようには取り組めず、優子さんの体重増加と健康に対する不安や悩みは募るばかりでした。

 

10年ぶりに再会した知人からのショックな一言

ある日、10年以上会っていなかった知人を偶然見かけて声をかけたところ、思いがけない一言が返ってきたそうです。

 

「ひさしぶり!でも、ごめん、別人すぎて誰かわからなかった!」

 

その言葉と、以前と変わらずスリムできれいな知人の姿にショックを受けた優子さんは、「このままではいけない」と、肥満解消やダイエット方法をネットで熱心に調べ始めました。

 

「調べてみると、『更年期は女性が最も肥満になりやすい時期』であることや『更年期の不調やからだの変化には漢方がおすすめ』という説明をよく目にしたんです」

 

優子さんは、自分が急に太った原因も更年期のせいなのかもしれないと考えるようになりました。

 

更年期外来で「肥満」について相談

優子さんは婦人科の更年期外来を受診して、肥満治療について相談してみたそうです。

 

「更年期の女性ホルモンの乱れが原因で、脂肪がたまりやすく落ちにくくなっている可能性がありますね。漢方と生活習慣の工夫で改善していきましょう」

 

そう医師に説明されて、漢方薬が処方されました。

処方された漢方薬は桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

桃核承気湯は、滞った血(けつ)の巡りをよくして、更年期の肥満の改善が期待できる漢方薬です。

 

「太るのは自分の怠慢や意思の弱さのせいと思っていましたが、それだけではないことが分かってほっとしました。漢方薬を飲み始めてからお通じがよくなったせいか、からだも軽くなってきた気がします」

 

健康なからだ作りをするために前向きな気持ちになったという優子さん。

体重や体脂肪率も少しずつ低下してきて、次回の健康診断が楽しみだということです。

 

更年期の肥満の悩みには漢方を試してみて!

「太りやすい体質を改善したい」「いろいろ試したけれど全く痩せない」という方には漢方薬がおすすめです。

 

更年期になると、基礎代謝の低下に加えて、脂質代謝に関わる女性ホルモンの急激な減少により、肥満が起こりやすくなると考えられています。

 

日本産婦人科学会などでも更年期の不調の改善に、漢方薬が推奨されています。

 

医薬品として効果を認められている漢方薬は、腹部の皮下脂肪を減らしたり、内臓脂肪を燃焼させたりすることによって、太りにくく痩せやすい体質を目指すことが期待できます。

また、不調の改善と根本的な体質改善を目的としているため、肥満以外の便秘やイライラによる過食なども同時に改善が可能です。

バランスのとれた食生活や運動習慣を継続するのは大変という方でも、漢方薬なら毎日飲むだけで、お悩みの症状の解決を目指せます。

更年期の肥満の悩みには、以下の漢方薬がおすすめです。

 

<更年期の肥満におすすめの漢方薬>

  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):むくみや多汗も気になる方に。
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):便秘やむくみ、高血圧も気になる方に。
  • 大柴胡湯(だいさいことう):肩こりや動悸、便秘も気になる方に。

 

ただし、同じ肥満の悩みであっても、体質や体型などによって、有効な漢方薬は異なります。

漢方薬を選ぶ際は、自分の体質や状態に合っているかがとても大切です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

 

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるには、プロの力を借りるのがおすすめです。

漢方薬局や病院へ足を運ぶのは敷居が高い、対面では相談しにくいという方は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

AI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスなら、気軽に漢方のプロに相談できます。お手頃価格で個人に効く漢方を見極め、自宅に郵送してくれますよ。

 

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

漢方で更年期の肥満の悩みから抜け出そう!

「太りやすい」「なかなか痩せない」といった肥満の悩みは更年期が原因かもしれません。

ひとりで悩まずに専門家に相談してみませんか?

漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、更年期も笑顔で過ごしていきましょう。

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師  JAMHA認定ハーバルセラピスト
製薬企業の研究所勤務を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。
現在も漢方調剤薬局で薬剤師として働きながら、「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中です。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

●漢方女子:https://www.facebook.com/kampojoshi/

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