「すずめはん」ではありません。「雀斑」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「雀斑」です。
「雀斑」の読み方は?
「雀斑」が「雀」と「斑」に分かれていれば、「すずめ」「はん」と読むことができますが、「雀斑」を「すずめはん」と読むことはできません。
なお「雀斑」は
人の顔などの皮膚にできる茶褐色の細かい斑点。
出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
顔などにできる細かい斑点、これは一般的にひらがな4文字で表されます。
正解は……
「そばかす」です。
「雀」の訓読みは「すずめ」で、音読みは「ジャク」です。そのため「雀斑」は「そばかす」の他、「ジャクハン」と読むこともできます。
「そばかす」は「雀斑」の他、「雀卵斑」や「蕎麦殻(そばがら)」と同じ意味をもつ「蕎麦滓(そばかす)」とも書くことができます。「雀卵斑」の場合は、「雀斑」で「ジャクハン」と読めるのと同じく、音読みで「ジャクランハン」と読むこともできます。ですが、「雀斑」「雀卵斑」「蕎麦滓」のいずれも、ひらがなで表される「そばかす」ほど、日常生活で目にする機会はないでしょう。
なお、「雀斑」は「そばかす」の茶褐色の細かい斑点が雀の羽の模様に似ていることから、「雀卵斑」は「そばかす」が雀の卵の模様や形に似ていることから、「蕎麦滓」は「蕎麦殻」に似ていることからきています。
「雀」は「そば」と読まず、「斑」も「かす」とは読みませんが、似ている模様や形から漢字が当てられたことを知っていただけると幸いです。
参考文献:西東社編集部『語彙力が身につく! 教養の「漢字」2500』(2021年、西東社)
★他の問題にもチャレンジ!
答えは>>こちら
続きを読む
スポンサーリンク
【注目の記事】
- もし10代20代の子どもが「月経不順」で困っていたら。親ができる「意外な助言」とは【40代50代が向き合う更年期】
- 「閉経する年齢は遺伝しますか?」閉経年齢そのものの予測は難しくても、血液検査で「卵巣の状態」は判定できる!【40代50代が向き合う更年期】
- 肌年齢マイナス14歳美容のプロが選ぶ。巻き戻し美容を叶える2025年マイベストスキンケアコスメ<化粧水以降編>
- 「その顔がむかつくんだよ!」仁王立ちで怒鳴り、時には首に包丁まで… 妻の激情に怯える夫と子ども。「それでも別れられなかった」理由とは
- お仕事世代の30~50代がもれなく悩む「睡眠」。つけるだけで丁寧に伴走してくれるガーミンのフィットネスGPSウォッチ「Venu 4」の「超絶実力」












