5分でウエスト 2.5cmやせ! バスタオル2枚ですぐできる骨盤メンテナンス

疲れが抜けない、肩こりや腰痛がひどい、生理痛が重い、そして下半身太り……。

そんな悩みの元として注目されているのが、“骨盤のゆがみ”!

肩の高さやウエストのくびれ方が左右で違っていたり、猫背や反り腰を指摘されたことがあったり など、体がゆがんでいる自覚のある人は多いかもしれませんね。

体を動かしている以上、誰にでも癖はありますし、ゆがまない人はいない、ともいえますが、そのゆがみを体に定着させないためのリセット方法があるのです。

それは、「ただ仰向けに寝るだけ」!?

 

骨盤は、ゆがむのが当たり前!

骨盤は、上半身と下半身をつなぐ体の中心部で、仙骨や寛骨(かんこつ)など複数の骨が組み合わさってできています。

家にたとえると、骨盤が基礎の土台、背骨が大黒柱のようなものですね。

また、女性の骨盤は、妊娠と出産に対応するため、男性に比べて横幅が広く、動きも柔軟なので、男性よりもゆがみやすいともいえます。

家の土台や大黒柱が動いては大変ですが、人の体は、骨盤や背骨が前後左右に動く(=傾く、ずれる)からこそ、立ったり座ったり、かがんだりひねったり、自由な動きができるわけです。

つまり、骨盤は誰でもゆがむのが当たり前。

それだけ柔軟にできているということなので、一度ゆがんだらゆがみっぱなし、というわけではありませんし、逆に、骨盤矯正治療などでゆがみ直しをしたからといって、ずっと真っ直ぐのままでいられるものでもないのです。

大切なのは、ゆがまないことではなく、ゆがみを定着させないこと!

1日動いて、ゆがんだ体は、その日のうちにリセットをかけましょう。

まず、2枚のバスタオルのご用意を!!

 

今すぐできる!バスタオル枕で「寝るだけ」メンテナンス

都内で『アスカ鍼灸治療院』を営む福辻鋭記先生が提唱する、「バスタオルで作る“骨盤矯正枕”」。

作り方はいたってカンタンです。

バスタオルを2枚重ねて、タテに2つ折りにしたら、端からくるくるときつめに巻いていき、緩まないようにゴムや紐などできっちり止めます。

バスタオルの厚みや、体格などにもよりますが、筒の直径が10~12cmになるのがベストです。

その枕が、ちょうど腰のところ、おへその真下の位置にあたるようにして、仰向けで5分寝るだけ

(足を伸ばして座った状態で、タオル枕をおしりにぴったり当てて、そのまま上体を倒していくと、ちょうどいい位置になります)

タオル枕に体重をのせて寝るだけで、骨盤の広い部分にほどよく負荷がかかり、腰が気持ちよく伸びます。

体が硬い人や、腰痛持ちの人は、痛いかも…… と感じたら無理をせず、バスタオルを1枚にするなどして枕を低く調整してみましょう。

このストレッチは、仰向けに寝る場所さえあればできるので、朝起き抜けや寝る前など、いつでも好きな時に何回でもやってみてください。

 

1回でウエストサイズダウン!? 試してみると……

(イメージ写真)

そして何より、気になったのが、このストレッチで骨盤をととのえると、

「1回やっただけでも、ウエストが2~5cmは細くなる」とのこと!

いやいや、いくら何でも……と思いながら、実際に試してみました。

セルフ撮影のため、写真が少々粗いですが、スタート時のサイズ、64.5cmです。

タオル枕を腰に当てて5分、ただ仰向けで寝ます。

ついでに、両腕もバンザイをする形で上に伸ばすと、上半身も伸びてデコルテが広がり、さらに気持ち良く……。

5分後、起き上がって、もう一度メジャーで計測してみると、

なんと、62.0cm!

ストレッチ前の64.5cmから、わずか5分で、マイナス2.5cmでした。

(もちろん、何もしなくてもお腹に力を入れるか抜くかだけで、2cm程度の差は出るものですから、計測時はどちらも「思いきりお腹を引っ込めた」状態で測っています)

福辻先生いわく、

「しばらく時間がたてば元のサイズに戻るけれど、次にやればまた細くなるので、それを毎日くり返しているうちに、骨盤のゆがみがととのい、まっすぐに引き締まった状態が定着していってサイズダウンできる」

のだそうです。

骨盤の状態は見えませんが、ウエストサイズは目に見えますから、これは毎日楽しみに続けられそうですね!

 

スマート&ヘルシーな体は骨盤から!

骨盤のゆがみが体に定着してしまうと、そこからつながった背骨がゆがみ、上半身の肋骨や肩甲骨にまで影響が及びます。

そのゆがんだ骨のバランスをとろうとして、筋肉がアンバランスに無理をした形で固くなるため、血流が悪くなり、腰痛や肩こりも悪化しやすくなり、ひいては内臓の下垂や自律神経の乱れなどにもつながるのです。

もちろん、なるべく骨盤をゆがませないように、猫背や足組み、横座りなどの姿勢にならないように気をつけるのは大切ですが、体を動かしている以上、ゆがむのは当たり前、というのも事実なのです。

その日のゆがみはその日のうちにリセットして、定着させなければ、スマートに引き締まって疲れにくい体をキープできるはずですよ!

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