【まだ大雪くる】意外な盲点「エアコン」積雪の日の注意点って?

2022.02.03 LIFE

今年の冬は、東京が4シーズンぶりの大雪となり、驚きましたよね。他の地域も大雪に見舞われ、大変な事態に。実際、我が家ではエアコンが止まって、部屋が寒くなり、ちょっとした騒動になりました。あやうく故障と勘違いしそうになりましたが、故障ではありませんでした。

実際、「故障した」と勘違いして、メーカーに問い合わせたり、買い替えたりする人が多いとか。でも、故障ではないこともあるようなんです。

 

エアコンが止まって大騒動! これって故障!?

 今年、大雪が降った日、こんなことが我が家で起こりました。

リビングにあるエアコンの暖房をつけていたのですが、突然、エアコンから「プシュー」という音がして、暖房が停止してしまったのです!

外は大雪で、氷点下。リビングの中は徐々に冷え込んでいきました。家族みんな、寒さもあって深刻な面持ちとなり、「もしかして、雪でエアコンが壊れた!?」と顔面蒼白に。故障となれば買い換えるまでに時間がかかるため、それまでの間、この厳寒の中、どう過ごすか?ということで家族は内心、凍りつきました。

原因を調べようとネット検索してみると、「プシュー」という音がして、寒さの中で停止したことから、「霜取り運転」という機能が働いただけだということがわかりました。実際、数十分後にまた温風がエアコンから出てきたのです。一安心…!

 

「霜取り運転」って?

故障ではなかったようで、家族みんなで安堵に包まれました。ところで「霜取り運転」とはどんなものなのでしょう?

三菱電機株式会社の空調冷熱システム事業部、鳥海 采(とりうみ あや)さんによると・・・

三菱電機株式会社 空調冷熱システム事業部 鳥海 采さん

 

「冬は『エアコンが止まっちゃった』というお問い合わせをよくいただきますが、エアコンの『霜取り』稼働中かもしれません。

室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために、自動で霜取りを行う機能があります。

霜取り時には、霜を溶かすために、あたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止します。そのため、『止まった!』とビックリされるかもしれません。しかしそれは霜取りを行っているためで、少し時間を置くと通常運転を再開しますので、焦らずお待ちください。

ちなみに、最近のエアコンは『プレヒート』という霜取り前に室温が設定温度を下回らないよう事前に室温を上げておく機能が搭載されているものもあります」

 

もし我が家と同じように「止まった!故障!?」とパニックになったなら、まずは霜取り運転を疑うべし!

 

室外機周辺をふさぐとエアコンの効きが悪くなる原因にも!

ところで、大雪の日にエアコンの効きが悪くなる原因には、まだ他にあるようなんです。三菱電機によれば、外に置いてある室外機が原因となることもあるそうです。大雪が降る前に、また普段から対策しておきましょう。

 

室外機のトラブル予防策

1.室外機周辺に⼗分なスペースを確保しておく

室外機周辺に⼗分なスペースを確保しておかないと、⾵通しが悪くなり、空気が室外機周辺に溜まってしまうため、エアコンの効きが悪くなってしまうのだそう。エアコンを効率的に使うためには、空気がスムーズに流れるように、普段から室外機の周りのスペースを確保しておくことが重要だといいます。

2.室外機のファンの前や横に、風をさえぎる物を置かない

室外機周辺のスペースを確保していても、ファンの前や横に観葉植物や段ボールなどの障害物を置いていると、風を遮り、室外機の正面に雪が積もってしまう可能性があるそうです。風に乗ってきた雪が積もることがあるため、室外機周辺の風通りの良さも意識しながら、動かせるものはできるだけ片づけておくといいそうです。

 

雪が降った後は室外機をチェック!

 さらに雪が降った後は、ぜひ室外機の外をチェックして、エアコンのトラブルを回避しましょう。

1.室外機の周辺に雪が積もっていたら取り除く

もし室外機の周辺に雪が積もっていたら、エアコンの電源は入れず、シャベルなどで吹き出し口の前が200mm以上空くように雪を取り除くといいそうです。

なぜエアコンの電源を入れてはいけないのでしょうか? 三菱電機によれば、雪が積もった状態でエアコンを運転してしまうと、ファンが埋まっていることなどが原因で、運転ができない場合があるからだそうです。

 

2.室外機の上に雪が積もっていたら安全に注意して取り除く

室外機の上に雪が積もっていると、風通しが悪くなったり、溶けた雪が氷になって室外機の熱交換器に張り付くなどしてエアコンの効率が悪くなってしまうので、室外機の上に積もった雪はできれば取り除くといいそうですが、室外機内部の雪には触らないように注意を。室外機内部のフィンによって怪我をする恐れや、フィン自体を傷つけてしまう可能性があるためです。また、お湯や水をかけて溶かすのも、かえって室外機の熱交換器に氷を溜めてしまい、フィンの目詰まりの原因になってしまうのでやめましょう。

大雪が降りそうな場合は、室外機周りの事前準備を。もしエアコンが止まってしまうなど、トラブルがあった場合は、霜取り運転が稼働していないか、そして室外機がふさがれていないか確認し、それでも改善しない場合は、専門の業者に連絡を。

まだまだ寒さは続きます! 雪に備えておきましょう!

 

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