「じゅうよう」ではありません。「従容」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「従容」です。
「従容」の読み方は?
「従容」とは
ゆったりと落ち着いているさま。危急の場合にも、慌てて騒いだり焦ったりしないさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「従」といえば「従順(じゅうじゅん)」や「従事(じゅうじ)」といった言葉を思い浮かべる人が少なくないと思いますが、その読みに引っ張られて「従容」を「じゅうよう」と読んでしまうのは、残念ながら間違いです。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「しょうよう」です。
例文には「従容たる立ち居振る舞い」などが挙げられますが、日常生活でしょっちゅう見かける表現とはいえません。「従容」の類語表現の方が馴染み深いかもしれません。
“扇動されない”という意味合いであれば、「のどやか」「落ち着いた」「もの柔らか」などが挙げられます。“穏やかに、冷静で”といった意味合いであれば、「沈着」「悠々たる」「落ち着いた」「平静」などが挙げられます。
上記の類語表現に出会った時、「従容たる」の表現を思い浮かべていただけると幸いです。
「従(ショウ)」と読む言葉
「従」の読みには
- 音読み ジュウ・ショウ・ジュ
- 訓読み したが(う)・したが(える)
があります。
「従(ショウ)」と読む代表的な言葉には「従容」の他に「合従(がっしょう)」や「追従(ついしょう)」が挙げられます。
ちなみに「追従」は「ついじゅう」とも読みます。「精選版 日本国語大辞典」では、現代では「追従」が表す意味によって「ついじゅう」と「ついしょう」の読みが区別して用いられている、と記されています。
「追従(ついしょう)」と読む場合には
人におもねること。こびへつらうこと。おべっかを使うこと。ついそう。
出典元:精選版 日本国語大辞典
「追従(ついじゅう)」と読む場合には
あとにつき従うこと。人のお供をすること。また、人の言に従うこと。
出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
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