「きい」ではありません。「帰依」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「帰依」です。
「帰依」の読み方は?
「帰依」とは
すぐれた者 (特に人格者) に対して,全身全霊をもって依存すること。仏教では特に,信仰をいだくことに用いられる。
出典元:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
という意味です。
「依」の字に「依頼(いらい)」や「依存(いぞん)」といった言葉が思い浮かんだ人は少なくないはずです。しかしそれらの読みのように、「帰依」を「きい」と読んでしまうのは残念ながら間違い。「依」の音読みには「イ」の他にもう一つあります。
正解は……
「きえ」です。
「依」の読みは
- 音読み イ・エ
- 訓読み(常用漢字表外)よ(る)
です。
この言葉を漢字にすると実は……
「依(エ)」と読む言葉で代表的なものといえば「帰依」ですが、一般的にはひらがなで表されることの多いある言葉を漢字にすると、「依(エ)」が用いられています。
それが「えこひいき」です。
漢字では「依怙贔屭」と表します。
「依怙贔屭」は
特定の者だけに肩入れし、公平でないこと。「贔屭」は気に入った者を特にかわいがること。
出典元:エコヒイキ|言葉|漢字ペディア
という意味です。
「えこひいき」とあると、「“えこ”って何?」と戸惑う人が少ないはずですが、“えこ”は「依怙」と表され、“特定の者だけをひいきすること。頼りとなるもの。父母。(出典元:エコ|言葉|漢字ペディア)”を意味します。
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