柔軟でしなやか、若々しさをキープ!噂のバレエストレッチって?

強靭さと柔軟性で美しく踊るバレエダンサーは強靭さと柔軟さのバランスを常に整えた肉体でもあります。そのためのストレッチを彼女たちは欠かしません。若々しさをキープさせるために私たちも生活にプラスするのはいい方法です。

今回は意識しないままでは加齢とともに衰え、柔軟性を損なってしまう太ももの裏側の筋肉のバレエストレッチをご紹介しましょう。ステップは簡単ですし、本日からも始められます。(前回はこちらです→ 理想はすんなりシュッ!バレエストレッチで体型を整える https://otonasalone.jp/26696/

 

アラフォーが衰えやすいハムストリングスの柔軟性を回復させよう

年齢からの身体の衰えに関して、「足腰が弱る」という言い方をすることがありますよね。この足腰が弱るという状態をうまく防ぐために効果を発揮するのは、太ももの後ろ側の筋肉であるハムストリングスの柔軟性を回復させておくことです。

 

ハムストリングスの柔軟性が損なわれていくと、バランスを崩しやすく、さらに足のラインも美しさや若々しさが失われてしまいます。しかもハムストリングスはすぐに柔軟性を失いやすいという問題を抱えているのです。

 

バレエストレッチの中でも比較的に簡単なもので回復させておきましょう。ポイントは3つです。

 

1.両手を天井にまっすぐに向け、両足を揃えてつま先まで伸ばして座る。このとき骨盤を立てることを意識する。

2.腰から上体を倒すように、ひざを曲げないように「く」の字の姿勢になるように身体を曲げ、20秒その姿勢をキープ。

3.骨盤を立てて座りにくい場合はヒップの下に小さめのクッションを置く。

 

しつこいようですが、最初から完璧にこなそうとしないことが鉄則です。緩やかにできるようになることで目的は果たせます。

 

1・まっすぐさを意識するように座る

姿勢の美しさは単に身体にどれだけ力をうまく入れているかだけではなく、力まずに柔らかく支えられるかです。バレエの動きはまさしくこのことが基本になります。ハムストリングスの柔軟性を高めるストレッチも同じように意識することが大切です。

 

床に座って行いますが、状態をまっすぐに保つことやつま先まで足を揃えて座ることだけでも、意外とこの力まずに柔らかくという姿勢の難しさを実感する方もいるでしょう。しかしこのコツがわかっていないと、ハムストリングスを効率よく柔軟にできません。

 

また座る際に骨盤を立てるように座ることも、ハムストリングスにうまく柔軟性を与えるために不可欠です。また天井に両手をまっすぐに…という姿勢も全身の力みを抜きつつ、柔らかくさせることを意識して行ってみましょう。

 

そのすべてが合わさると

 

両手を天井にまっすぐに向け、両足を揃えてつま先まで伸ばして座る。このとき骨盤を立てることを意識する。

 

という最初のステップからハムストリングスへ意識を向けることが可能です。

 

2・ハムストリングスが伸びていくように身体を倒す

バレエストレッチは勢いをつけて行っても効果があるといえません。2つ目の状態を倒していく動きはそれが当てはまります。目的はつい忘れがちなハムストリングスの柔軟性を高めることです。つまり勢いをつけてはその部分に意識が向きにくくなります。

 

柔軟性が回復するまでただ座るだけでもつらく感じるかもしれません。しかし身体は緩やかに回復していくものです。状態を倒す際にも緩やかに行うことが大切です。この緩やかな動きの中で、ハムストリングスは柔軟に変わっていきます。

 

「く」の字の状態で20秒キープは一見簡単ですが、試してみると難しいと気が付くでしょう。難しいと感じたら、逆にまだ回復できるという証拠でもあります。上手にできるようになっていくことは、それだけ身体の若々しさをキープさせられるようになった変化です。

 

少し難しいと感じたら、それだけ衰えていると自覚しつつ

 

腰から上体を倒すように、ひざを曲げないように「く」の字の姿勢になるように身体を曲げ、20秒その姿勢をキープ。

 

を頑張っていきましょう。

 

3・骨盤をコントロールするように行う

 

骨盤に関するエクササイズは増えています。またストレッチも多いもの。しかし肝心な骨盤をコントロールさせつつ、行える方法はあまりありません。このバレエストレッチの目的はハムストリングスですが、座る段階で骨盤も意識させてくれます。

 

とはいえ骨盤を立てて座ることを最初から行うのは難しいこともありますし、また骨盤をどうコントロールすればいいかという把握ができないこともあるでしょう。この場合はヒップの下に支えとして、小さめのクッションを挟み込んで行うことをおすすめします。

 

ヒップの下に小さなクッションを挟んでおくと、骨盤を立てて座るコツも掴めますし、どうコントロールするかという把握も可能になってくるのです。忘れていた感覚をつかんでいくためには、サポートしてくれるものを上手に活用してみましょう。

 

骨盤を立てて座る感覚を覚えることも大切です。そのため

 

骨盤を立てて座りにくい場合はヒップの下に小さめのクッションを置く。

 

というステップも必要に応じて加えることを忘れないようにしてください。

スポンサーリンク