骨盤より背骨が重要?オバ体型を修正するエクササイズ
ゆるんだボディラインはオバ体型の特徴ですよね。あきらめて生きていくことも悪くはありませんが、防ぐこと、直していくことも不可能ではありません。
そのキーを握っているのは背骨です。背骨のあり方で修正は可能なのです。
エクササイズとタイトルにはありますが、エクササイズと呼ぶには簡単すぎる方法でオバ体型は修正できます。しかも身についていれば美しく見えるおまけもありますよ。
背骨を意識するための3ポイント
オバ体型を防ぎ続けるカギは、ストレッチやエクササイズなど「鍛える」ものというよりは、実は「習慣」にあります。毎日の行動、所作で支えていくほうが効果は高く、オバ体型を寄せつけません。
ポイントは3点。
1.「背骨で引っ張り上げる」意識を持つ
2.背筋を意識し、ほどよく緊張させる
3.仰向けに寝るだけのストレッチでメンテナンス
どれも気を抜くと忘れがち。でも、いちど努力して身につけてしまえば、これから終生あなたの美しい背骨を維持してくれるこれらの行動や所作は、案外心地いいのです。
1・猫背はオバ体型しか作らない
「最悪!」としか言えないのは、トレンドファッション身を包み(しかもハイブランドで)、メイクもヘアも完璧…にもかかわらず、猫背であることです。猫背は健康にも好ましくありませんが、身体をだらしなく下垂させます。
この猫背を防ぐ、治すためには背骨を正確に立てること。早い話がまっすぐに立つ、歩く、座る、という意識です。身体をオバ体型まっしぐらに下垂させないために背骨で自分を引っ張り上げる、という形をキープする意識と実行をしましょう。
オバ体型は
下垂は背骨で引っ張り上げることを意識する。
「意識する」だけでも、継続すればかなり下垂=たるみを回避できます。実際に猫背にさせないように過ごしていると腹筋も背筋もバランスよく整えて鍛えられ、ボディラインが緩みにくくなるのです。
2・背骨の状態で骨盤は美しいバランスを保てる
猫背にしないようにまっすぐの姿勢をしていると、骨盤のある位置もきちんと立った状態にせざるを得ないことに気が付くでしょう。骨盤そのものが歪むのではなく、周りの筋肉の偏りが問題となりやすいのですが、背骨が正しい位置にあれば骨盤周りの偏りも防げます。
腹筋はお腹を引き締めたいという目的で鍛える方も多くいますが、お腹だけではなく、骨盤の位置や周りの筋肉の偏りも防ぎたいなら背筋も重要です。また背骨をまっすぐにキープさせるには背筋に支えられる必要があります。
オバ体型の特徴になる腰回りやウェストの悩みは
背筋を意識させ、ほどよく緊張させる。
という背後からのコルセットも不可欠になるのです。また背筋が鍛えられていれば、背骨を意識しやすく、しかも背中が美しくなるおまけもついてきます。
3・ストレッチは仰向けで寝るだけでもOK
毎日の生活で「家事は使用人がやってくれる」という方はほとんどいないでしょう。またそういう生活であっても、自分の身体を使ってしなければならないことは山のようにあります。つまり無意識に猫背になったり、背骨に負担をかける行動や所作もしてしまうのです。
そのためにストレッチで緩めたり、整えたり、と軽いメンテナンスをしておくことをおすすめします。最も簡単なストレッチは平らな場所で仰向けに寝転がって自分自身の重さで背骨をさりげなく矯正してあげることです。
メンテナンスのために仰向けに寝るだけのストレッチをする。
このストレッチには専門的な器具もいりませんが、より簡単にさらに効果的に行いたいなら、アスリートも愛用していて、自宅で簡単に鍛えられると話題のストレッチポールを使ってもいいですね。
オバ体型にするもしないも自分次第
今の体型はこれまでの生活習慣や行動、所作によってできあがっています。特に食生活や食事内容を改善させるだけでは変わらないものは、これから自分が行うすべてで解消していくしかないのです。オバ体型もいわば積み重ねでできあがってしまうもの。
まずオバ体型というとお腹を意識しやすいものですが、背中から老けるという意見もある通り、背骨を意識しない毎日でも加速させてできあがらせてしまいます。一にも二にも毎日の習慣です。だからこそ背中から防ぐことが重要となります。
アラフォーではまだ老けて見せたくはないでしょう。意外と背骨を意識して、行動や所作を改善させていくだけでも、ぐっと若々しさは回復します。今これからでも実行していくことで、オバ体型を防ぐことは可能です。なり始めていても回復できますよ。
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