もちろん「たかあげ」ではありません。「鷹揚」の読み方、知っていますか?

2022.04.27 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「鷹揚」です。

「鷹揚」の読み方は?

「鷹揚」の「鷹」は鳥の「たか」を表します。そして「揚」は訓読みで「あ(げる)・あ(がる)」と読みます。とはいえ、「鷹揚」と「たかあげ」と読んでしまうのは間違い。どちらも音読みで読むのが正解です。

正解は……

「おうよう」です。

「鷹揚」とは

(鷹が大空に飛ぶ姿がいかにも自信にみち、おおらかであるように)
① ゆったりとして威厳があること。小さなことにこだわらないで、おっとりしているさま。ようよう。
② 動作のゆっくりしているさま。
③ (━する) 世に出ること。名をなすこと。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

「鷹」の音読みは「オウ」の他に「ヨウ」があり、「鷹揚」は「ようよう」とも読むことができます。

一度は耳にしたことがある「揚」がつく言葉

「揚揚」という言葉を一度は耳にしたことがあるはずです。とはいえ「揚揚」のみでは馴染みがないかもしれませんが。「揚揚」は「ようよう」と読み、

誇らしげなさま。得意なさま。

出典元:ヨウヨウ|言葉|漢字一字

という意味です。

例文には「意気揚揚と結果を報告する」などが挙げられます。“意気揚揚”の言葉は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「ようよう」の部分は漢字で「揚揚」と表されるんですね。

また「アゲハチョウ」という蝶がいますが、この蝶を表す漢字は2つあり、そのうち1つに「揚」が用いられます。「アゲハチョウ」は「揚羽蝶」または「鳳蝶」と書きます。

「揚」というと、熱した油で調理する「揚げる・揚がる」の印象が思い浮かぶかもしれませんが、「揚」自体は

①あげる。あがる。高くあげる。
②いきおいがある。精神や気分が高まる。
③名をあらわす。ほめる。

出典元:揚|漢字一字|漢字ペディア

という意味です。

お分かりだとは思いますが「揚羽蝶」の「揚」は調理することを示すものではありません。「翅を立てた(揚げた)蝶の姿」を意味することから「揚羽蝶」の字が当てられています。

参考文献:日本の夏・昆虫の夏。アゲハチョウの美しい翅は、ミステリアスな歴史のつづれ織りだった(tenki.jp)

 

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この記事を書いたのは
レビューライター 片山香帆

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