岩井志麻子 【超年上妻】を選ぶ男たちは熟女好きなのか? #志麻子ヒョウ柄コレクション

2017.06.13 LIFE

フランスのマクロン大統領といえば何をおいてもさておいても、妻が二十四歳年上で出会ったときは教師と生徒で、妻は前夫との間に子どももいた、ってことが話題になる。グーグル検索でマクロンと打ち込んだら、予測変換には真っ先に妻と出てくるし。

 

超年上妻を選ぶわけ

十六世紀フランスの国王アンリ二世にも、有名な年上妻がいた。正確には愛妾だけど王妃同然だった、二十歳年上のディアーヌ夫人。こちらも夫人は前夫との間に子どもがいて、宮廷の家庭教師として幼いアンリ二世と出会っていたのであるよ。
ここに自分らを持ってくるのはものすごく心苦しいし、不敬罪でギロチンにかけられても仕方ない気もしてくるが、私も今の夫は十八歳年下だ。岩井志麻子は別として、マクロン夫人やディアーヌ夫人は見た目も人柄も美しく魅力的で、大統領も国王もざっくり熟女好きなのではなく彼女その人に惚れたのだ。

私らついつい、大統領や国王も熟女好き、あんな富も名誉も身分も何もかもあるいい男が若い娘より年増を選んだ、とはしゃいでしまいがちだが。熟女ならなんでも好きな訳じゃないから、彼らも。そこんとこ、勘違いや決めつけをしてはいけないわね。

 

我が夫婦の場合

じゃあ、あんたの夫は何だという突っ込みは必ず、金目当てだろうというのとセットになっている。まぁ、まったくはずれてはいない。っていうか、その通りだと思う。
だけど、金も魅力の一つ。もちろんそんな大富豪じゃないけどね。その人の金そのものより、金を稼げる能力に魅了されてお近づきになりたいってのは、私にもある。

ともあれ自分がちょっと稼げるもんだから、夫となる人には経済力を求めないのね。じゃあ何を求めているかといえば、おもしろさや可愛さ楽しさだ。あと、物語を作らせてくれる、もっとぶっちゃけるとネタになってくれる言動ね。

 

自称・熟女好き男とは

自分が最も何を求めているか、何が必要か、そして何が要らないか。繰り返すが大統領も国王も若い女が嫌いなのでも熟女好きでもなく、愛する女の年齢が重要でなかっただけ。

ここで年上妻からアドバイス。熟女好きを自称する男の言葉を、額面通り受け取ってはダメ。広く女からの好感度を高めたいだけだったり、ウケ狙いやキャラ付けのいわば営業熟女好きがけっこういる。「熟女ではなくあなたが好き」という男を受け入れましょう。

 

#志麻子ヒョウ柄コレクション 女ヒョウメイクにうっとりの図。

 

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作家 岩井志麻子

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