
「とうじ」と読みたくなりますが……「刀自」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「刀自」です。
「刀自」の読み方は?
「刀」は音読みで「トウ」、訓読みで「かたな」と読みます。「刀自」は「とうじ」とも読めますが、本来の読みは「とうじ」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「とじ」です。
そもそも「刀自」とは
1 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる。
2 一家の主婦。
3 宮中の御厨子所(みずしどころ)・台盤所(だいばんどころ)・内侍所(ないしどころ)などで雑役を勤めた女官。
4 貴族の家に仕えて家事を扱う女性。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。家事をする女性や年配の女性を敬っていう語を表す言葉ですが、現代ではあまり聞き慣れない印象です。
そんな「刀自」がなぜ「刀」と「自」と表すのか、不思議に感じた人は少なくないはずですが、実はこの漢字は当て字。元々は「とぬし(戸主)」の意からきています。
とはいえ、「小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)」には以下のように記してありました。
古代の后妃(こうひ)の称号の一つである夫人(ぶにん)も和訓はオホトジである。戸主=トヌシの約かともいうが不詳。
后妃の称号の一つ「夫人」の和訓(漢字に日本本来のことばである「和語」を当てて読むこと)は「オホトジ」だったことはとても興味深い話題ではありつつも、「とぬし(戸主)」から「刀自」への変化については“不詳”とあります。
現代においても、時代とともに言葉は変化し続けています。「刀自」もそうですが、なぜその漢字が当てられたのか、なぜそう読むのかなど、詳細が明らかになっていない言葉はいくつもあります。漢字や言葉を深掘りしていくのは面白いものです。
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