「更年期のひどいニキビ」に苦しむ49歳、夫が放った「信じられない言葉」とは…
40~50代になり、「急に、ニキビができるようになった」「ニキビが治りにくい」などの悩みがありませんか?
日本の女性は、平均で50歳頃に閉経を迎えることが多く、閉経を挟んだ前後5年間は「更年期」と呼ばれています。
この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いです。
更年期女性のお悩みのひとつに「ニキビ」があります。
とくに、20代以降にできるニキビは大人ニキビといわれます。
大人の場合は吹き出物と呼ぶとも言いますが、やっぱりあのイヤさ加減は「ニキビ」ですよね。
今回は、更年期の大人ニキビを改善する方法について「あんしん漢方」の薬剤師・清水みゆきさんに教えてもらいました。
49歳、突然見舞われるようになった大人ニキビ。何をやっても改善せず…
さとみさん(49歳)は、最近できたニキビがなかなか治らないと悩んでいました。
「もともと敏感肌でもなく、これまでニキビなどの肌トラブルもありませんでした。なのに、仕事のストレスで暴飲暴食してしまってから急に顔にニキビができて……それがずっと消えません」
ネットでよさそうなニキビのケア用品を探しては、アレコレ試しているというさとみさん。
「思い切って高価なものを使ってもほとんど効果がなくてガッカリです。ニキビが治らないので、鏡を見るたびにため息がでます」
夫のひどい一言「そのニキビ顔、お揃いだな!」
中学3年の息子と夫の3人で食事に行ったときにショッキングなできごとがありました。
「思春期の息子も顔にニキビができています。夫が、そんな息子と私の顔と見比べて、『お前たち、お揃いだな!』と大笑いしながら言ってきて……」
夫のデリカシーのない冗談に大激怒したさとみさんは、子どもと一緒に一時実家へ飛び出してしまいました。
この大人ニキビ、もしかして「更年期の症状」なの?
さとみさんは、セルフケアでニキビを治すことに限界を感じ、皮膚科を受診することにしました。
「更年期は、ホルモンバランスの乱れからニキビができやすく治りにくい時期です。塗り薬と漢方薬で、からだの外と内から改善していきましょう」
と医師から説明されて、塗り薬とともに漢方薬が処方されました。
処方された漢方薬は、桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)。
桂枝茯苓丸加薏苡仁は、血の滞りをよくして、ニキビやしみなどを改善する漢方薬です。
「あんなに悩んでいたのがウソのように、塗り薬と漢方でニキビがきれいに治りました。
しかも、以前より肌の調子もよくなって嬉しいです」
さとみさんの顔のニキビがきれいになったことに驚いた息子さんも、皮膚科でのニキビの治療を始めたそうです。
▶【この記事の続きを読む】このほか、更年期にニキビ・肌荒れを漢方でケアするには何を選ぶ?
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