一周半回ってひらがなに戻る!使うだけでモテる言葉って?

2017.06.24 WORK

男性の場合は、わざと難しい熟語やカタカナ言葉を使うと、仕事がデキるように感じることがあります。女性の場合は、男性と違い、一周半回ってひらがなに戻る。これがデキる女と思わせるテクニックです。ひらがなに変換すると、熟語やカタカナ言葉を卒業した感が出るのです。

 

「わかった」時に使えるデキるひらがなは?

レベル1「わかった」→「わかりました」

たとえば「わかった」という状態を伝えたい時、それをそのまま丁寧にして、「わかりました」と言い換えるのが普通です。可もなく不可もなしで、無難とも言えます。

レベル2「わかりました」→「承知しました」

ここは大きな進化です。二字熟語「承知」の登場です。ぐっとデキる女っぽくなりましたね。ちなみに「了解しました」は、「了解」の意味、つまり許可をこちらが出すことですから、失礼に当たることもあるので、気をつけて下さいね。

レベル3「承知しました」→「かしこまりました」

さあ、ひらがなに戻りました!ひらがなに戻ったのに、デキる女っぷりがアップしましたね。「かしこまる」は「畏まる」とも書き、相手に尊敬の念を抱いていることを示す時に使います

「かしこまる」を辞書で引くと次のような説明があります。

・敬しうやまう。畏敬する。
・おそれつつしむ。恐れ入る。
・正座する。威儀を正して座る。
・もったいなく思う。また御礼を述べる。
・わび入る。いいわけをする。
・謹慎する。
・気兼ねする。遠慮する。
・つつしんで目上の人の言葉を承る。拝承する。承知する。

広辞苑第6版

この最後の「つつしんで目上の人の言葉を承る。拝承する。承知する。」が今回の使用方法ですが、他の意味からも想像できるように、相手をかなり持ち上げる言葉です。ですから「かしこまりました」は、私たちが普段耳にする場面としては、デパートやホテルなどで、お客様相手に使われるシーンが多いですよね。
この言葉を使うコツとしては、仰々(ぎょうぎょう)しくならないようにということ、またむやみに連発しないということも挙げられます。
その二つのコツさえつかめば、この「かしこまりました」はかなり女っぷりがアップします。ためしに、このコラムを読んだ直後に、上司に何か頼まれた時、「わかりました」や「承知しました」ではなく「かしこまりました」と言ってみてください。

 

「帰る」時に使えるデキるひらがなは?

レベル1「そろそろ帰る」→「そろそろ帰ります」

たとえば「帰る」という状態を伝えたい時、それをそのまま丁寧にして、「帰ります」と言い換えるのが普通です。可もなく不可もなしで、無難とも言えます。「帰りますね」とも言えます。でもまだフランクな感じですよね。

レベル2「そろそろ帰ります」→「そろそろ失礼します」

ここは大きな進化です。二字熟語「失礼」の登場です。ぐっとデキる女っぽくなりましたね。さらに「させていただく」を付けて「そろそろ失礼させていただきます」というように敬語化もできます。この辺りは普段使っているのではないでしょうか。

レベル3「そろそろ失礼します」→「そろそろおいとま致します」

さあ、ひらがなに戻りました!ひらがなに戻ったのに、デキる女っぷりがアップしましたね。「おいとまする」は「お暇する」とも書き、別れ去ることを示します。相手に尊敬の念を抱いていることを示す時に使います。
「おいとま」だなんて、仰々しいと思うかもしれませんが、年上の人からは好感を持たれることが多い印象です。また、会食などのレベルが上がるほど、この言葉の登場回数が多いように感じます。さらに、作法などの本でもこの言葉を取り上げる頻度は高いですね。まずは使ってみましょう!

 

「めんどうをかける」時に使えるデキるひらがなは?

この言葉は二段階。しかも漢字が同じです。

レベル1「お手数(てすう)をおかけします」

手数とは

・その物事または他人のために特に力を尽くすこと。骨折り。めんどう。
広辞苑第6版

という意味があります。
何かをするのに、何段階か手段を経なければならない時に「手数がかかる」と表現します。

「えー、これ、ちょっと面倒だなあ。でも仕方ない。やっておくよ。」
「お手数(てすう)をおかけして、申し訳ございません。よろしくお願いします」

こんなふうに使いますよね?

レベル2 「お手数(てかず)をおかけします」

さあ!「数」の読みが音読みから訓読みにかわりました。ひらがなの言葉です。ぐっと雰囲気が柔らかくなりました。この「雰囲気が柔らかくなる」ということは、かなりの武器です。女性が使うとメリットの多い武器ですね。

「えー、これ、ちょっと面倒だなあ。でも仕方ない。やっておくよ。」
「お手数(てかず)をおかけして、申し訳ございません。よろしくお願いします」

男性が使わない分、相手も「お!?」と思うでしょう。

 

以上「かしこまりました」「おいとまいたします」「おてかずをおかけします」3つのひらがな言葉を伝授しました。試しにちょっと声に出して言ってみてください。なんだか、デキる女っぷりが上がった気がしませんか?
さっそく今日、誰かと話すときに使ってみて下さいね!

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