40代にもなってまだ「ぶっちゃけ」って言ってるの?職場で使うとイタい言葉

「私の職場に、綺麗でスタイルもよくて、しかも仕事もできる女性の上司がいるんです。でも、言葉がとにかくイタい。この人、黙っていた方がイメージダウンにならなくていいのにな……」そこのあなた、そんなふうに言われているかもしれませんよ。

 

自分のことを「おばちゃん」という

仕事のミスを指摘してくれるA女史。職場の上司です。責任感も強く、チームのミスを個人のせいにしない、かっこいい女性。この日も部下のミスを指摘しつつ、しっかりフォローもしました。本当に尊敬できる女性ですね。と、そこで、

「ま、こんな辛口の『おばちゃん』だけど、しっかりついてきてね。」

もはや、かっこよさ要素はありません。おそらく、自分のことを落としているつもりなんでしょうが、そう言われた瞬間、急に違うイメージになってしまいますよね。
20才の時、小さい子に悪気なく「ありがとう。おばちゃん」と言われて、軽くショックを受けたことがありましたが、そんなエピソードでのショックを思い起こすようなイタい言葉です。

「年の差って追いつけないものだから、そんなところ気にしないでいてほしい。仕事ぶりは素敵なので、是非真似したい」そんなふうに部下が思っていたとしても、「でも私、『おばちゃん』にはなりたくないわ」というブレーキがかかった変な気持ちになってしまいますよね。

この場合は「私」で十分

「ま、こんな辛口のだけど、しっかりついてきてね。」

ストレートでスマートな表現です。そして、先ほどの小学生の例ではありませんが、小さい子に話しかける時も「私」で良いと私は思います。

 

そうかと思うと自分を「女子」に入れる

「女性陣」という言葉も、とらえ方にとってはセクハラに当たるので、慎重にしようという流れの世の中ですが、都合の良い時だけ、自分を「女子」くくりにする人がいるようです。私はそれを発言して良いのは、一番年下の層だけだと思っています。多少可愛い子ぶっている感じがしても、未熟さゆえに許される部分があります。しかし、年上の女性が「女子はこっちね~」などと言うと、イメージダウン

また、何かの時になんとなく「男女差」がある場合、もちろん女性のグループにくくっても良いのですが、飲み代の割り勘などの場合は、まず上司キャラを優先して使いたいところです。その上で部下が「いや、部長も女性なので」と言われたら、その時に出方を考えるのがスマートのようです。

 

「ヤバい」は若い子でもそろそろ「ヤバい」んですけど

ヤバいは、元々隠語「やば」から派生した言葉です。

やば
①不都合なこと。けしからぬこと。奇怪なこと。
②危険なさまにいう隠語。
広辞苑第6版

「ヤバい」は、1980年代の流行語で、1990年代からは「危険」だけでなく「素晴らしい」という肯定的な意味も加わりましたが、それでもそれから30年近く経ちました。今ではすっかり普通の言葉になりましたので、若者言葉というわけでもありません。この場合は、若作りして使っているからイタいのではなく、女性に相応しくないのでイタいという状態

「ヤバい」などの言葉は、仕事の場所では使わないようにしたいもの。それが自然と出てくるのはアットホームな職場ということでもあるのでしょうが、特に女性が「ヤバい」を使うのは本当にみっともないことです。

 

「ぶっちゃけ」はキムタクだけ。というより、ホリだけ。

親しみを出そうとして「ぶっちゃけ、どう思う?」と聞いてくる上司がイタいという話を聞きました。この「ぶっちゃけ」は、もともとヤンキーイメージの強い言葉なので、特に女性上司が使うことにかなり抵抗があるようです。

「正直なところ」で十分です。

「正直なところ、どう思う?」

ね、素敵ですよね。

 

女性上司の敬語のミスは、本当に注意しづらい

電話で「○○は今、いらっしゃいません」などと答えているのを聞くと、ひやっとするという話も伺いました。上司の敬語ミスというものは、部下からは相当勇気を出さないと注意できないものです。

「こんなふうに間違って使う人いるんですって」と最上級テクで指摘してみても、「へー、そうなんだ」と自覚がないそうです。

「この人の上司は敬語指導しなかったのかな」と上司の上司を恨むしかない。

電話の応対など、長年使っていると、間違いだと気付かない場合もあります。ここは自分で注意するしかありませんので、最低限の敬語は勉強し直しておきましょう

 

イタくならない為には?

「こんな女性上司イタい」と思うということは、女性上司に関しては「凜としていてほしい」「淑女であってほしい」という期待の裏返しです。

イタいと思われないように、気を引き締めて「凜とした女性」「淑女たる女性」をビジネスシーンでも目指していきたいものですね。

スポンサーリンク

この記事を友達に教えたい!と思ったら、シェア!

 

この記事が面白かったら

「いいね!」してね

 

目上の人に「お体ご自愛下さい」は失礼?NG敬語メールと文末の正解7ポイント

以前、目上の方に帰りしなに「これからも頑張って下さい!」と伝えたら、「あなたがね」と失笑された経験があります。頑張って成果を出している人に対し「頑張ってください…

敬語の3大間違い。「させていただく」「よろしかったでしょうか」「おっしゃられる」

敬語はとにかく丁寧であればいい、だからたくさん丁寧な要素を入れればいい。そう考えているなら、おそらくあなたの敬語はだいたいが間違っています。中でも代表的な間違い…

こんな会話をする人は嫌われる!言語哲学者に学ぶ「4つのNG」

クリスマス・パーティ、忘年会シーズンですね。気の置けない仲間とワイワイするのもよし、職場の仲間と一年の労を労うもよし。そういう中で、自然と人が集まる素敵な会話を…

人間関係トラブルの9割を解決する、たった1つのシンプルな方法

日常生活のさまざまな場面で起こる、人間関係のもめ事やトラブル。この原因の根っこには、実は単純な「承認欲求」という気持ちが隠れています。その欲求に共感する力を養う…

丁寧なつもりが無礼に!3つの危険な日本語「了解」「大丈夫」もう1つは

礼儀正しく言っているつもりが、実は「失礼」にあたる言葉だった。そんなガッカリなことはありませんよね。もちろん、人間なのでつい言い間違えてしまうこともありますが、…

「注意する」「やめさせる」、言いにくいことを上手く伝える3つのコツ

部下の遅刻、同僚のミス、いつも気になる上司のあのクセ……、まあいいや、こちらがフォローすればいいこと、我慢すればいいことと問題を先送りにしていると、いつの間にか事…

「させて頂く」とは失礼!そのワケと改善案を解説

あなたが今朝送ったメールに、「させて頂く」という言葉は何回出てきましたか? そして「いただく」を「頂く」としていませんでしたか? 今日はその2点について、どうし…

「さすがです」は実は失礼?相手をうんざりさせる3つの敬語

敬語に関して、使う立場としては、本当に色々気を遣っているのですが、果たして敬語を受ける立ち場の方から見ると、どのような感じなのでしょうか。私も年齢を重ね、人並み…

言葉遣いを直したいあなたへ。今すぐできる2つの対策

元女性議員の暴言が話題ですが、あそこまでひどくないにしても、言葉の悪さは育ちの悪さに対するイメージと直結します。いわゆる「お里が知れる」とはこのこと。ほんの少し…

お願いや交渉がスムーズに!CAが教える「言葉の魔法」って?

同じことを伝えるにも、「伝え方」によって受けての印象は様々です。威圧的な言い回しには反感を買うどころか、こちらの要求そのものも通らない場合も考えられます。今回は…

実は正解日本語「ご質問があります」。こう言い換えると違和感がない!

「先生、ご質問があります」この言い回しに関しては、私も違和感を覚えるクチです。敬語に関する本でも、マナーの本でも、この言い回しはNGとされることが多いです。しかし実は、文法的には間違いではないのです。「…

【完全解説】「伺わせていただきます」「部長様」は間違い。二重敬語を予防するたった1つのルール

二重敬語というものがあります。敬語が重なってしまい、文法的に間違いだというものです。この二重敬語に対し「まあ、そんなことで敬意を決める人はいない」「目くじら立てて言うものでもない」などという説もありま…

テキトーじゃダメ?ビジネスメールの戦略的な結び方。

ビジネスメールを書くとき、結びの言葉を戦略的に使っていますか?過去のメールで自分が素敵だと思ったものや、マナーの用語集などから引っ張ってきて、テキトーにコピペしていませんか?「終わりよければすべてよし…

「させていただく」の意味と正しい使い方は?代表的なNG例と言い換え方

あなたは、一日の中で何回「させていただく」という言葉に出会いますか? 会議や打ち合わせなど敬語のシーンでは意外に耳にすることがあるはずです。あなたも今日一日、自分自身が口にしていないか、ちょっと気をつ…

「伺う」と「参る」のどちらを使う?迷ったときのシーン別OK・NGリスト

例えば「行く」という動詞をビジネスシーンで使う場合、尊敬語と謙譲語、丁寧語の使い分けが必須です。「いらっしゃる」「いかれる」「おいでになる」が尊敬語、「伺う」「参る」が謙譲語、「行きます」が丁寧語です…

【完全解説】メール文末の「ご自愛ください」正しい書き方バリエとNGなケースは?

たとえ形式的なこととは分かっていても「寒さ厳しき折、ご自愛ください。」このような言葉が文末にあると、相手の気遣いがほんのり感じ取れます。でも、こういう形式的な言葉ほど、バリエーションがほしいときはあり…

日本人の48%が誤用。「気が置けない人」は、信頼できない人という意味であってる…?

「気の置けない仲間と、のんびりした週末を過ごした」。こんなふうに全文の印象が「リラックスムード」だと、「気の置けない」という言葉の正確な意味が分からずとも、話は通じますよね。でも、「あの人とあの子、気…

新春に「去年は大変お世話になり」は失礼?意外にNGな日本語とは

新年明けましておめでとうございます。この言葉に対し「新年は明けないでしょう」だとか「そもそも『新年』と『明ける』はダブっているでしょう」だとか、そういうツッコミに対し、細かすぎる解説を付けるのが普段の…

テレビのテロップで「すごい美味しい」が「すごく美味しい」に修正されるわけ

「すごい」と「すごく」は見た目がとても似ています。同じ言葉からできた言葉なので、意味はほぼ同じです。でも違うということは、違う言葉なのです。「どっちでもいいじゃん」と思っているとしたら、「すごくヤバい…

約6割の日本人が間違えている「確信犯」の使い方。他のきわどい日本語は

忘年会はエースの彼の「独擅場」思い通りに振る舞って好き放題。そんなふうに使う時、この「独擅場」は「どくだんじょう」と読みますよね。でも実はこれ、「どくせんじょう」が正しく、しかも「だん」「壇」と「せん…

スポンサーリンク

スポンサーリンク

WORKに関する最新記事