電車内で電話がかかってきたとき、どうしてますか?公共の場でのマナーの結論
電車は公共の場ですので、皆が気持ちよく利用できることが理想です。まさか、レディの中に「困った人」はいらっしゃらないとは思いますが、いつでも「見られる意識と魅せる意識が大切です」と、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生。日本民営鉄道協会(東京都千代田区)のホームページ上では「駅と電車内のマナーに関するアンケート」を実施しています。今回はそちらを参考にいたしました。
【 気品を身につけるシンプルな教え#57電車など公共でのマナー編 】後編
電車内で電話がかかってきたら出ますか? 出ませんか?
既に公共のマナーとして定着はしていますが、電車内にいる時にスマホにかかってきたときは、車内アナウンスがある通り、電車内ではスマホに出ないようにします。次の駅や最寄り駅に到着し、スマホをかけることができる場所で折り返しの連絡をするようにしましょう。
トラブル急増中…電車の中での傘やリュックの扱いは要注意
電車内も同様に、傘をたたんだだけですと、隣の方に濡れた傘が当たってしまうことがありますので、傘はベルトを巻いてまとめておくとよいでしょう。
また、リュックは肩から背負うと混雑の際に周りの人へ邪魔になりますので、胸の前で抱きかかえましょう。自分が他の方からされて気分を害することは、他の方も同じように感じていることなのだと意識すると、自分はどう行動したらよいかがわかると思います。
ご高齢者やお子様連れの方、怪我をされた方には席を譲っていますか?
電車や地下鉄に乗っていますと、ご高齢の方や小さいお子様連れの方、けがをされた方や障害をお持ちの方なども乗って来られます。そういう方を見かけた時には、優先席でなくてもすぐに席を立って席を譲りましょう。
寛容な気持ちも大切。思いやりを持った行動を
駅構内や電車の中では、ここに挙げた以外にもさまざまな行為が迷惑に思われることがあります。
駅や電車を利用すると、自分自身では気をつけていても知らないうちに周りに迷惑をかけてしまうケースもあります。そのような点も考えた場合、迷惑行為に遭遇した時、すぐに腹を立てずに寛容な気持ちをもつことも大切。私たち自らが気を付け、電車の中という同じ空間にいるもの同士として、まわりの人と心地よく過ごせるようにおもいやりを持っていきたいですね。
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