「かんえる」ではありません。「患える」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「患える」です。
「患える」の読み方は?
「患者(かんじゃ)」や「急患(きゅうかん)」などの言葉に用いられる「患」ですが、「患える」の読み方は「かんえる」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「うれえる」です。
「患える」とは
1 よくないことになるのではないかと心配する。心を痛める。また、嘆き悲しむ。
2 心の苦しみを人に訴える。自分の嘆きを人に告げる。
3 病に苦しむ。患う。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。「憂える・愁える」とも書きます。
「患」の読みは
- 音読み カン(常用漢字表外)ゲン
- 訓読み わずら(う)(常用漢字表外)うれ(える)・うれ(い)
です。「患える」は常用漢字表外の読み方なので、日常生活で見かける機会は少ないかと思いますが、本記事をきっかけに「患」の訓読みを覚えていただけると幸いです。
まだまだある!?「うれえる」と読む漢字
「患える」と同じ読み方、同じ意味をもつ漢字に「憂える・愁える」を紹介しましたが、「うれえる」と読む言葉は他にもあります。
- 恤える
- 戚える
- 閔える
- 憫える
- 悒える
どこかで一度は目にしたことのありそうな漢字もあれば、あまり馴染みのない漢字もありますが、これら全て「うれえる」と読みます。
「恤える」の「恤」は日本漢字能力検定1級に相当する漢字で、漢字そのものに“①うれえる。 ②あわれむ。めぐむ。(出典元:恤|漢字一字|漢字ペディア)”という意味があります。「血」という漢字が含まれるので、一見物騒な感じもしますが、この「恤える」には“気を配る。心配する”という意味があります。
「親戚(しんせき)」の「戚」は常用漢字表外ではありますが、訓読みで「うれ(える)」と読みます。“心を悩ます。心を痛め、心配する。思いわずらう”ことを意味します。
「閔える」と「憫える」はどちらも“こまごまと気に病む。心配する”ことを意味します。
「悒える」は“うっとうしくて気が晴れない。心がふさいで楽しめない”様を意味します。「悒える」だけ、少し違った意味合いに感じられますね(出典元:うれ-える|言葉|漢字ペディア)。
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