更年期に「冷える身体」ケアするのによさげなアイテムは【更年期50代のアフタヌーンエイジ日記】

こんにちは、オトナサローネ編集部井一です。

主婦の友社は更年期世代のエンパワメント活動「アフタヌーンエイジプロジェクト」をスタートしました。

この連載は歯列矯正の進捗記録としてスタートしましたが、途中でホルモン補充療法(HRT)を始めたこともあり、「アフタヌーンエイジ日記」と間口をちょっと広げて更年期世代のお役立ち情報をお届けしています。

先週は「膣の悩み」に触れたのですが、やっぱり具体的なアイテムのご紹介は大きな反響があります。ご意見をありがとうございました。今週は「身体を温める」こと。

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【連載・更年期50代のアフタヌーンエイジ日記・毎週木曜更新】♯26

急に寒くなってきました。みなさん、身体温めてますか?

更年期の主訴として「血管運動神経症状」、ほてり、ホットフラッシュがよく挙がるのはご存じの通り。ですが、同時に冷え、また冷えとのぼせを併発する「ふけさめ」など「冷え」の要素も挙がります。体感では同世代のおよそ半分くらいが「暑い・寒い」のトラブルを大なり小なり抱えている感じです。

私個人は「精神神経症状」(抑うつ傾向や不眠、不安など)に悩まされる反面、それほど冷えやのぼせが出ないタイプなのですが、それでもやっぱり冷たいものはすごく辛い。この辛さが子どもにどうしても通じず、彼女はよかれと思ってお風呂上りに冷水シャワーをかけようとしてくれますが、私はガチギレします。

更年期世代は変温動物なので、冷やすと温まるのに時間がかかるんです。

そこで、編集部が10月に参加した「フェムテックTOKYO」で出会った「これは!」という温めアイテムをご紹介します。

 

「未知の体にいいこと感!」いちどは試してほしい、家庭用ワンタッチよもぎ蒸し

ウィズフェム よもぎ温座パット(よもぎパッド+専用発熱体) 6回分セット 1,200円(税込)/グラフィコ

 

これ、主に妊活アイテムとして、もう15年も売れ続けているロングセラーなのだそうです。非常にシンプルな構造であるがゆえに、発想の勝利のような商品だと思いました。

 

開封すると出てくるのは、ナプキン状のパッド。このパットの中には本場・韓国産の無農薬よもぎのほか、ドクダミ・ハッカが織り込まれたシートが入っているのだそうです。

 

小型の使い捨てカイロのような発熱体を貼り付けて、温めることで簡易的なよもぎ蒸しを楽しめる! 発熱体は4時間ほど温かいのですが、低温やけどのリスクがあるため2~3時間の使用にと注釈があります。

冬場のテレワークは外にも出ずに1日ずっと座って過ごしがちなため、下半身が「固まってしまう」のが悩みでした。表現しにくいのですが、従来とは違うタイプの「めぐりの悪さ」が起きるというか。そこに、腰やお腹ではなく「骨盤底」を温めるという発想です。いま個人的に骨盤底ブームがきているのですが、直接温めるだなんて思いつきもしませんでした。

 

やってみるとわかるのですが、生理痛のとき腰やお腹にカイロを貼っていた人はきっとこれも好きなはず。残念ながら生理時には使えないのですが、骨盤底側って口の中と同様「直接体内に熱が入っていく感覚」があって、なんともじんわりと温まるんです。上半身に熱がこもることはなく、不思議とつま先がぽかぽかしてくる感じ。

 

これからの季節、がんばってテレワークした日のご褒美などによいと思います。

 

 

やっぱり基本中の基本!お風呂は大事にしたい

HOT TAB ウェルネス(医薬部外品)9錠(3回分)990円(10%税込)/HOT TAB

骨盤底筋温めのよもぎ蒸しが新しいケアだとすると、超ベーシックケアの代表である入浴もあらためて大切にしたい両輪の習慣。夜早めの時間に湯舟に浸かって体内深部体温をなるべく上げ、その後すぱっと下げることで深い眠りを誘うリズム整備は睡眠専門医の林田健一先生も連載で教えてくださっている通りです。

 

要するに、入浴で大切なのは深部体温を上げることなのだなと思うのですが、かといって30分以上浸かるのもなかなか。若いうちは半身浴も楽しめましたが、最近は本を読んでも飽きちゃったりします。

 

ここで活用したいのが重炭酸イオンの力なのです。血中のイオンとの相乗効果で、比較的低い湯温であってもすばやく体温が上がるのだそう。発汗、肌の保湿などさまざまな目的の入浴剤が登場していますが、「深部体温をなるべく効率的に上げる」という点で重炭酸イオンタブレットはとっても有効なのだそうです。

 

実際使ってみると、湯冷めしにくいといいますか、体温が「いい具合になる」と感じます。不思議と暑くなりすぎもしないので、羽毛布団をはねのけなくなる。結果、睡眠の質が上がる感じです。

 

香りも色もない、視覚嗅覚的なアピールの弱い入浴剤なので「このお湯には本当に何か入っているんだろうか……?」とすら思いがちですが、やっぱり入れると湯あたりが柔らかくなって、何かが違うんです。わかりやすい色や香りをつけたほうが子どもも喜ぶのでしょうが、「本当に身体いいものなのだから、余計な添加物を入れるべきではない」という強い思いがあってこのシンプルなタブレットになっているのだそうです。

このタブレットをシャワーに入れて使う専用のシャワーヘッドの存在も教えていただいたので、次回はそのお話を。

 

 

 

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