育ちの差が出る「パンの食べ方」。覚えておきたいテーブルマナー
パンはそのまま口にもっていくにあらず
1口大にちぎっていただく
また、パンのいただきかたの注意点として、「一回一口でいただく」ことがあげられます。まるごとかぶりついたりするのはレディにあらずです。
両手でちぎり、左手のパンはパン皿に戻し、一口サイズのパンを右手に持ち、1回1口でいただきます。右手でパンを頂く理由は、左手を不浄の手とする国や宗教への配慮のためですので、覚えておきましょう。
遠くにバターがある場合は取っていただき、戻す
近くの方に声をかけてお願いするのがマナー
バターは近くのバタークーラーからバターナイフでパン皿に取り、パンにつけていただきます。遠くにバターがある場合は、近くの方にお願いして自分の前まで持ってきます。取り終えたら、元に戻します。パンくずは手で取らずにそのままにしておきます。
普段の食事から美意識をもっていただくことが大事
テーブル・マナーにはさまざまな形式がありますが、マナーで重要なことは形式だけではなく、「なぜ、そうするのか」といった奥に秘められた相手を思いやる心や、文化、歴史があるからです。普段の食事からその背景を意識していただくことで、いざと言うときにも慌てずに美しく振る舞うことができますね。
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