
職場づきあいが格段にうまくいく魔法。育ちのいい人はこの「気づかいの言葉」を知っている
職場に一人は存在していて欲しい気品ある女性。そのような女性は『ちょっとした気遣い言葉』を発してその場の空気をなごませているようです。さりげなく、自然に相手が喜ぶような言葉を(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生に教わりました。
【 気品を身につけるシンプルな教え#67ちょっとした気づかい言葉編 】
1.「おはようございます」だけでなく、なにか『ちょっとした気遣い言葉』を足すとしたら?
この連載では何度かお伝えさせていただいていますが、『ちょっとした気遣い言葉』を口にできる女性は、あいさつの前にその方の名前を付けて「●●さん、おはようございます」と言ったり、必ずひとこと「今日は桜が綺麗ですね」とか、「風邪は治りましたか?」「資料を作るのは大変ではなかったですか?」など、「相手に寄り添う言葉」をかけています。
2.同僚がなにか怒っているとき、それを察したら何を言う?
まず、同僚が何に対して怒っているのかを理解して、「あなたをそんな気持ちにさせてしまって」など、同僚よりも先にその方の気持ちを代弁してみせます。そのひとことだけでも、ことの本質や良い悪いはともかくとして、同僚が「あぁ、私のことを理解してくれたわ」と気持ちがやわらぐでしょう。
3.同僚が大変そうなとき、どっちを言う?「なにか大変そうですね」or「忙しそうですが、なにか困っていることがありますか」
社内を見渡してみると、眉間にしわを寄せて「大変そう」にしている人が目に入ってくることがあると思いますが、そのような時に声をかけていますか? それとも、見て見ぬふりをしますか?
同僚が大変そうにしているのを見たら、休憩時間でもいいので、「忙しそうですが、何か困っていることがありますか」などと声をかけてはいかがでしょうか。
声をかける時には「大変そうですね」と声をかけると本人がさらに気が滅入ることもあるので注意を。
声をかけられたことにより、相手の方の肩から力が抜けて思い詰めていたものが取れて、本当に困っていることがあれば相談されるかもしれません。相談にもよりますが、できることであれば手助けをして、業務の滞りを無くして円滑に進むようにしていきたいものです。
4.同僚の表情が疲れているとき、ストレートに「疲れて見える」「やつれて見える」と言ってませんか?
同僚に、気軽に「疲れて見える」「やつれて見える」という言葉には注意が必要です。それが朝早い時間だとしたら、言われた本人は一日中「私は疲れて見えるのかな……」と気にしながら過ごすことになり、余計に疲れてしまいます。
疲れているように見えても、相手を思いやる言葉に言い換えてみてください。たとえば、「お元気でしたか」「最近、お変わりはございませんか?」など、優しさに溢れた表現が良いですね。
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