セックスは嫌いだった、不倫の恋に落ちるまでは。【40代、50代の性のリアル】#4(後編)
大胆すぎる逢瀬
「それまで義務感からセックスしていた私にとっては、天地がひっくり返ったかのような出来事でした。彼にとっても同じだったようで、歯止めがきかなくなり……仕事が終わってからホテルに行ったり海辺に車を停めたりして、ふたりの時間を作りました。職場で人気のないところを見つけてこっそり抱き合ったり、いま思えば大胆すぎることをしていました」
完全にふたりの世界に浸りながらも、ケンジさんは妻に勘づかれないよう細心の注意を払っていた。けれど、こういうことは隠しとおせないのが世の常のようだ。
「離婚をにおわされた彼は、私との関係に及び腰になりました。偶然その時期、彼が別の支店に異動になり顔を合わせる機会が減りました。せっかく会ってもお互いにギスギスして、傷つく言葉を投げ合うようになって。私も、自分のなかにこんなどす黒い感情があるんだって驚くことばかりでした」
▶セックスの良さを知らずにいたら
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フリー編集&ライター
三浦ゆえ
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