
婚活中のセックス、傷つくことも多かった。【40代、50代の性のリアル】#6(前編)
歓迎してくれたので、寝てみたら
最初の結婚では、ほんとはセックスが嫌いだけど夫婦になるなら応じなきゃ、と無理して受け入れていたアオイさんがこんなふうに考えるようになったのは、不倫の彼との経験が確実に影響している。
「婚活で最初に踏み込んだ関係になったのは、関西に住む開業医の男性。8歳年上のバツイチでした」
その男性、ヨシオさんに東北を訪れる用事ができたと聞き、ごく短い時間ながら顔合わせをした。それを境にヨシオさんが積極的になり、航空券を送ってきた。それで自分が住む地域まで来てほしいとメッセージが添えられていた。
「ホテルも別々の部屋を取ってくれるというので、思い切って行くことにしました。昼は観光、夜は彼の馴染みの店でに連れていってくれたんですけど、私にはもったいないくらいの素敵なお店で。それ自体はとてもうれしかったのですが、その後のお誘いを断りづらくなってしまいました」
その夜、アオイさんは宿泊先のホテルで彼と関係をもつ。早すぎると思ったが、セックスの相性を見極めるためと自分にいい聞かせた。しかし……。
一度だけではわからない?
「下手くそ! と突き飛ばしたくなりましたね」
とアオイさん。ヨシオさんは51歳という年齢から思うようなパフォーマンスができなかったようだが、それに関してはアオイさんも気にしていない。肉体的な男らしさを見たかったわけでもない。
「だけど自分がうまくできないのを、君の配慮が足りないと私のせいにするのは違うと思うんです。そもそも独りよがりなセックスだったから私は苦痛に耐えていたうえに、なんでそんなこといわれなきゃいけないの、って。実は昼に観光していたときも、彼のふるまいについて『ん?』と違和感を覚えることが何度かあったんです。オンライン上の会話だけではわからなかったことが見えてきたというか。その勘を大事にすればよかったですね」
しかし、一度だけで判断するのは失礼に当たるとも考え、アオイさんは翌月に再びヨシオさんと会う。
「やめておけばいいのに、再びセックスしたんです。でもうまくいかなくて、またも私のせいに。離婚後すぐに婚活をはじめたのであれば、当時の私は気持ちよくなくても“セックスってそんなもの”と思っていたので、男性から責めらたら鵜呑みしていたでしょう。私が悪いんだ、と自分を責めたかも」
▶「引っかかるところがある男」との顛末は?
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