「いいひと」だけど「セックスはしたくない」。婚活でネックになっているこの感情は【40代、50代の性のリアル】#6(後編)
正解は、いまはわからない。
いまアオイさんは、以前登録していたのとは別の結婚相談所に入会している。
「苦戦中です。この年齢になって婚活をすると、現実をイヤというほど突きつけられます。つい自分を卑下してしまって、特別好きでもない相手につい合わせてしまうこともしばしば。まだ早いと思っているのにセックスをしてしまうのも、相性を見極めたいというのももちろんありますが、そんな自分の弱さからだと思います。ぬくもりもほしいです。そして、したあとは必ず不倫の彼と比較して物足りなさを感じ、もっと合う人がほかにいるんじゃないかと思ってしまう。それだけ私にとっては大きな存在だったのだと、いまさらながら思い知らされました」
セックスをすればいい方向に進むとはかぎらない。ただ、セックスをして初めてわかることもある。「これがベストのタイミングだった」というのは、その時点ではきっとわからない。
ただアオイさんは「気持ちよくなれないのは、自分が悪いわけじゃない」ことを知っている。これがベースにないまま、会って日の浅い相手とセックスするのは、きっとハイリスクだろう。
>>次のお話「50歳目前、セックスは週2回するけどイッたことがない」へ(4/27更新)
<<この記事の前編:「婚活中のセックス、傷つくことも多かった」
【編集部より】
三浦ゆえ(Twitter:@MiuraYue) さんのインタビューを受けてくれる方を募集します。
ご自身のセックス観、セックスライフについて、
したい・したくない、している・しない、できる・できない……セ ックスに積極的な人も消極的な人も。
あなたの「40代、50代の性のリアル」を教えてください。
*対象は40代、50代の女性に限定させていただきます。
*記事化に際して、 個人が特定できるような情報は一切掲載しません。 掲載前には必ずの、内容についてのご確認をいただきます。
*当アンケート、およびインタビューで知り得た個人情報を、 所期の利用目的以外で利用することはありません。 また第三者に提供あるいは公開することもありません。
ご応募はこちらから
三浦ゆえさんの人気連載が電子書籍になりました
今ならKindle Unlimited 会員は無料で読める!
三浦ゆえ・著/
1 2











