40代で絶頂を知り、セックス観が変わった【40代、50代の性のリアル】♯11(後編)
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メディアで性行為についての悩みを広く募ると、最も多いのが「オーガズムを経験したことがない」になるそうだ。けれどセックスの満足度をイッた/イカないのみで図るのは、きっと味気ない。絶頂感はなくとも総合点が高いセックスはあると思う。けれど、それを知ったことで新たな価値観を得た女性がいる。
会社経営者のチヒロさん(43歳)は、2人の子どもと暮らすシングルマザー。色白でカーヴィーな身体つきには、女性である筆者でも抱きとめてもらいたくなるような包容力が色濃く漂っている。甘い声で、オーガズムを感じるようになるまでのいきさつを語ってくれた。
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スポーツ感覚でセックスする友人
「子どもが生まれたあとママ友と話すのは育児の話が中心で、たまに夫婦関係のことが話題に出ても家事をしてくれるとか義実家のこととかで、セックスについて触れられることはほとんどありませんでした。学生時代の友人で独身の子たちは、その間、恋愛をしてセックスをしていたのでしょうが、すっかり接点がなくなったので、そんな話も耳に入ってこなかったんです」
ところが別居後に親しくなった友人のなかに、性に対してとても奔放な女性がいた。
「経験人数も驚くほどで、彼氏がいても夫がいてもあちこちで愉しんでいて、まるでスポーツ感覚。彼女の話すべてを、目を丸くして聞いていました。私にとっては、自分からセックスを求める女性がいるということだけでも驚きだったんです」
奥手というわけではないが、チヒロさん自身セックスが特に好きではなかったことも手伝って、愉しみとしての性とは遠いところで生活してきた。積極的な友人の体験談を聞いても、自分とは関係がないと思っていた。そんなチヒロさんの固定観念に風穴を開けたのが、マッチングアプリで出会った男性、シンゴさんだった。
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