
育ちのいい人は知っている「装い方の正解」。英国王室ファッションに学ぶ
久々にきちんとした服装でパーティやお食事へ……となったとき、着ていく服がないことに気付いたりしませんか。そろそろオケージョン用の洋服を用意しておいた方がよいかもしれません。
今回は、5月6日に開催されたイギリスのチャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式を機に、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にロイヤルレディを参考としたきちんとした服装を教えていただきました。
【 気品を身につけるシンプルな教え #70ロイヤルに学ぶファッション編 】
名家のファッションはオーソドックスが基本
ロイヤルレディのお召し物はオーソドック、そしてシックであることを大切になさっています。
キャサリン妃がお召しの、シースルーのボウタイ&リボン付ワンピースもTPOをわきまえた上品さがありますね。
クラシカルであること、それは周りから見た信頼感や好感といった社会的なことだけでなく、ご自分の魅力を追及し続けた結果でもあるといえるのです。
具体的な洋服選びの心得として『プロトコール』(国際儀礼)では「シックな装いこそ、もっとも女性に上品な輝きをもたらす」と説いています。
私たちが服装を選ぶ際、「自分が好きなもの」で選びがちですが、実はエレガントな女性であるためには、「オーソドックスでシックなのに華やか」である視点も取り入れていくといいですね。
上品さと華やかさを兼ね備えたパステルカラーがお手本
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キャサリン妃がお召しのリッチなライトブルーのワンピースは、好印象カラーの代表です。TPOに応じて華やかさを演出していらっしゃいます。
このように、服の色を選ぶときの参考としては、お祝いの席ですからワンピース・ドレスでも、パステルカラーなど華やかさも演出しつつ、女性らしく品よくまとめると素敵ですね。
セミ・フォーマルの場合は花柄や流行を取り入れたデザインでも問題ありません。
かつて、エリザベス女王の装いはいつも美しい色合いをお召しになっていらっしゃいましたね。
昼の準礼装(セミ・フォーマル)のきまりは?
昼に着る服装はセミアフタヌーン・ドレスが主流ですが、スカートの丈はひざ丈からひざ下のデザインが一般的です。ツーピースやアンサンブルなど自由に用いても結構です。デザインはオーソドックスなもので、生地はシルクのほかにシフォンやジョーゼットなどの上質なものが良いでしょう。
足元は必ずベージュのストッキングを履き、ヒール3 cmぐらいのパンプスが理想的です。
重要なのは昼間のパーティは肌の露出を避けること
女性の昼間の礼装は、肌を出す分量が少ないほど格が高い装いとなり、肌を出す分量が多いほど格下(カジュアル)となることを覚えておきましょう。
昼間の格式の高い催しでは、肌を出す分量が少ないお召し物で帽子と手袋を身に付けます。
また、昼の服装では光り輝くアクセサリーなどをつけるのは避け、パールなどの、光を内に秘めた宝石が基本です。
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