43歳「異常なほどのイライラ」は更年期かな。ピルを勧められたけど、HRTじゃなくていいの?

ホルモンバランスの乱れには漢方もおすすめ

漢方薬は不調の根本改善と体質改善により理想の健康へ導くことを目的としており、医薬品として効果も認められています。

「更年期症状がつらいけれど、低用量ピルの服用には抵抗がある」

「イライラや落ち込みなどの気分変調が起こりにくい体質になりたい」

そんな方には漢方薬がおすすめです。自然の生薬で作られた漢方薬は、毎日のむだけでからだにやさしく作用していき、健康を目指せます。

更年期のイライラや落ち込みなどの気分変調には、

・ホルモンバランスや自律神経の乱れを整える

・鎮静作用で心を穏やかにする

・消化・吸収機能を回復させてからだの内側から心を元気にする

・肉体的な疲れを軽減することで、落ち込みや不安を改善する

・などの生薬を含む漢方薬を選び、根本改善を目指します。

漢方薬は心とからだのバランスを整えることで、イライラや気分の落ち込みだけでなく、冷えや倦怠感などさまざまな不調を同時に改善することにも期待ができます。

 

<ホルモンバランスの乱れによるお悩みにおすすめの漢方薬>

加味逍遙散(かみしょうようさん):感情をコントロールしている肝のエネルギー循環を改善させて、精神を安定させます。

気分の落ち込みやイライラなどの精神的な症状、ホットフラッシュに用いられます。

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):精神をコントロールする心にたまった熱を冷ますことで脳の興奮を抑えます。

精神不安、動悸、不眠などに用いられます。

漢方薬を選ぶ際には、その人の状態や体質に合っているかという点が重要です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家に力を借りるのがおすすめです。

漢方に詳しいプロがAI(人工知能)を活用し、お手頃価格で個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方(オンライン個別相談)」などのオンライン漢方サービスに相談してみるのもいいでしょう。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

更年期には、イライラや落ち込みなどの気分変調があらわれることがあります。

低用量ピルをうまく使うことで、ホルモンバランスを安定させて症状の改善を目指すことができます。低用量ピルのメリットや注意点を理解し、正しく使用しましょう。

また、漢方薬もホルモンバランスを調整するのに役立ちます。

自分自身の体調をよく観察し、必要に応じて医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師

碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学) 

神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

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