「滴滴」は「てきてき」ではありません。誰もが知っているのに読めない漢字

2023.06.09 QUIZ

同じ漢字を二つ重ねて表す畳語(じょうご)。同じ言葉を似回繰り返すことで、より強い意味を表現するのです。今日は、普段よく使っている畳語を漢字にしてみたものをご紹介します。

 

「滴滴」の読みは?

ここまで読んだあなたなら、漢字のイメージから想像して読めるはず!ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!

「滴滴」の意味は次の通り。

  • 液体のしずくがとぎれることなく次々としたたる様子。

例文「汗が滴滴と流れる」

  • 見苦しかったり聞き苦しかったりすることを長々と続けるさま。

例文「不平滴滴」「滴滴とお世辞を言う」

分かりましたか?

正解は……

例文

1 汗が滴滴(たらたら)と流れる。
2 不平滴滴(ふへいたらたら) 滴滴(たらたら)とお世辞を言う。

「滴」には、したたること、しずくが垂れ落ちることという意味があります。「滴滴」(たらたら)はそれが二つ重なることで、しずくが垂れ続ける様子、途切れることなく続く様子を表します。

 

どうでしたか? どれも普段使っている単語だったと思います。漢字で書くと読めないこともあり、このような畳語は仮名表記することが多いのですが、漢字で書くとこういう字を使うのだと分かっていると、これらの畳語をより深く理解することになると思います。日本語って面白いですよね。

 

この漢字も読めるかな?

「すんすん?」いえいえ、そんな言葉ありませんよね?ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!

「寸寸」の意味は次の通り。

  • 細かく乱雑に切り裂かれた様子。
  • 寸断された様子。

例文「失恋して、身も心も寸寸になった」

▶▶「寸寸」は「すんすん」ではありません!誰もが知っているのに読めない漢字

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