年収400万女性の実際の月食費って平均いくらなの?
いくつになっても友人と恋愛事情については突っ込んで聞けるけど、ふところ事情については年齢が上がるたびに聞きづらくなっていくものです。気になる人さまのふところ事情はどんな感じなのでしょうか。
■働いている一人暮らしの女性はどんなものにいくら支払っている?
総務省統計局による「平成26年全国消費実態調査」によると、働いている単身世帯の女性消費支出は185,552円です。消費支出の内訳は次の通りです。
「食料」36,859円 (うち外食:9,470円)
「住居」26,609円
「高熱・水道」10,306円
「家具・家事用品」7,501円
「被服及び履物」11,977円
「保険医療」8,200円
「交通・通信」26,890円
「教養娯楽」19,267円
「その他の支出」37,473円 (うち交際費:16,199円)
あくまでも平均支出データですから、自分のお金の使い方とは異なり、食費をもっと少なくして、洋服代にお金をかけている人もいれば、外食はもっと多いという人もいるでしょう。家計を見直す際には、まず収支の内訳を自分自身で把握することが第1歩です。参考程度に見ておくと良いでしょう。
■40代女性の家計相談事例
国税庁「平成27年分民間給与実態調査」によると、平均年収は男女40~44歳では461万円、男女45~49歳では486万円です。40代女性だけの平均年収は293万円です。今回は、アパレル会社で勤務しているA子さんの家計相談の事例を紹介します。
勤務先:アパレル会社
年収:400万円 (手取り月額24万円)
「食料」26,000円 (うち外食:7,000円)
「住居」80,000円
「高熱・水道」10,000円
「家具・家事用品」5,500円
「被服及び履物」22,000円
「保険医療」7,000円
「交通・通信」16,000円
「教養娯楽」15,000円
「その他の支出」50,000円 (うち交際費)40,000円
合計支出:23万1,500円
A子さんの相談内容は、40歳になり一人暮らしを始めたらほとんど貯蓄ができなくなり、家計を見直したいとのことでした。まずA子さんにとって絶対に大切なお金の使い道をお聞きしたところ、「飲み代」でした。会社帰りに職場の同僚と飲んで帰ることが多いとのことでした。次に家計診断した結果をお伝えします。
■家計診断の上、節約につながるヒント
毎日仕事して頑張れるのも好きな事ができるからという人も少なくありません。A子さんにとって好きなことは「会社帰りの飲み」です。例えば、A子さんが交際費を半分に減らすべく、飲みに行くことを半分に減らしても1~2ヶ月は頑張れるけれど、いずれストレスになる可能性はあります。よって家計を見直す時は、好きな事よりも軽減してもストレスと感じない費目から見直していくことがオススメです。まず軽減できそうな費目は「通信費」でした。携帯を大手通信キャリアから格安SIMへ乗り換えることで約5,000円も通信費を減らすことができました。また洋服についてはファミリーセールで80%オフにて購入できるとのことなので、これからはファミリーセールのみでの購入にし、毎月の「衣類及び履物」の費目は1万円減らせることになりました。最後に「教養娯楽」について月に1度行くかどうかのスポーツジムは退会することで1万円減らすことができました。結果合計2万5,000円の支出へ減らすことができ、その分を貯蓄にあてることしました。
人によってお金の価値観、使い方は違います。人さまのふところ事情は気になるところですが、平均にまどわされないことが無理せずに節約が続けられるポイントです。
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