
「まばむ」ではありません。「眩む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「眩む」です。
「眩む」の読み方は?
「眩い」とあれば「まばゆい」と読むことができますが、送り仮名「〜む」とあった場合には「眩」を「まばゆ」とは読みません。
「眩い」は
①光が強くてまぶしい。
②まぶしいほど光り輝くように美しい。出典元:まばゆ-い|言葉|漢字ペディア
という意味を表します。
一方、「眩む」は
一
1 暗くなる。
2 (「目が〇〇む」の形で)
㋐強い光を受けて、一時的に目が見えなくなる。
㋑過度の刺激を受けたり、疲労から、目が回る。めまいがする。
㋒ある物事に心を奪われて、よしあしの判断ができなくなる。
二
暗くする。また、〇〇ます。隠す。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味を表します。上記正解の部分を〇〇で隠してありますが、「照明に目が眩む」「大金に目が眩む」などといった例文に、読み方が思い浮かんだ人は少なくないはずです。
正解は……
「くらむ」です。
「眩」には他にも読み方があります。「眩しい」は「まぶしい」、「眩い」は「まばゆい」、「眩む」は「くらむ」ですが、「眩く」と「眩れる」はなんと読むでしょうか。
「眩く」だけだと思い浮かばないかもしれませんが、例文には「目眩く光の中」などがあげられます。一度は耳にしたことがある表現のはずです。一般的には漢字ではなくひらがなで「め〇〇〇く」と表されます。
「眩れる」の例文には「途方に眩れる」があります。一般的には「暮れる」と表されますが「眩れる」や「暗れる」とも書きます。
正解は……
- 「眩く(くるめく)」
- 「眩れる(くれる)」
です。
「眩」の読み方は本記事で紹介した「くら(む)」「まぶ(しい)」「まばゆ(い)」「くるめ(く)」「く(れる)」の他、訓読みで「くらま(す)」「めまい」「ま(う)」「まど(う)」、音読みで「ゲン」と読みます。
日本漢字能力検定1級に相当する漢字であり、常用漢字表に認められていないことから、日常生活で見かける機会は少ないかと思います。ですが、本記事をきっかけに「目がくらむ」や「途方にくれる」といった表現を見かけた際、思い出していただけると幸いです。
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